レビュー一覧

梅太郎さんの他の作品が好きで購入しましたが、こんなに期待を外された作品は初めてでビックリです。最初っから最後まで主人公がウジウジと被害妄想を繰り広げ、本人は何もせずただ逃げてるだけ。なのに、主人公の周囲がやたらと心配してチヤホヤ甘やかして、最後はハッピーエンド。主人公のどこに魅力あったのかさっぱりです。継母への扱いもひどいし、恋敵を貶して暴言吐くし、ただ悲劇的な雰囲気を垂れ流してる察してちゃんでした。これが女の願望かと思われたら迷惑千万。

読んでいて心がほっこりしてきて、涙が出ました。現実の世界で生活してたら、自分の感情と　相手への自分なりの気配り等複雑に混ざり合って、現実の問題がうまくいかないから逃げてしまうのはよくあるし普通の自信の無い弱い主人公が、些細なきっかけで好きな相手へ行動する事で心が通じるって読んでいて自然と気持ちが入って読んでいきました。主人公が天然の内面の可愛さが　惹かれる魅力がよく描かれている為、好きになる気持ちも分かると思います。丁寧な作品なのでみんなに最後まで読んで欲しい。

好き嫌いがわかれる作品かもなあ…と思ったらやっぱり、評価がわかれていました。私は、この作品好きです!!優しさが空回りしてるというか、今間違えた!!にすぐ気付いてしまう切なさ…気付かない鈍感さを持ってたら、もっと楽に生きられるのに!!って感じでしょうか…。江島の、修也を思うがゆえの不器用さに胸を打たれます。その分、吉岡が可愛い後輩ではなく、ズルく見えてしまい困りました。ホントは修也がそんなに思うんだから可愛いんだろうけど…。人は弱いから、間違いも、勘違いもある。一生懸命笑って頑張るのは泣いて過ごすよりも辛いんだと、江島の切ない笑顔で思いました。ただ、他の作品でも思ったのですが、（今回は修也）その言動何様？な時があって、そこだけは何か嫌だなあと思うんですよね~。その分他のキャラに救われたりなんですけど…。何気に江島の無理した笑顔に気付いていた友人と、あれだけの態度とられてて、電話で江島を心配して「学校何か…」とちゃんと言える継母が、私的にはツボでした。愛されてる、ちゃんと居場所はあるよって、修也以外からもちゃんと伝える演出が優しくて好きです。

受けの子が精神的にかなり子供でした。もうちょっと大人にならないと、これから先恋愛もうまくいかないんじゃないかな？

はっきり言って購入したのは大失敗でした。サンプルを読んで設定が好きだったので、読んでみました。がしかし、何よりも絵が稚拙。ページごとのキャラのスタイルが違う、顔が違う、キスシーンも平坦？でリアリティが無い。内容はと言えば受が攻の気持ちが分からない…とうじうじするだけで終わってしまいます。しかも！6チケット！！本当にお金の無駄でした。

もやもや～(>_<)吉岡は何だったの！？一応ハッピーエンドだけど、なんだかスッキリしなかった～。

がっかりするくらい、主人公が幼稚です。梅太郎さんの作品への期待値として、大人の寂しさと抑制、プライドが根底にあって、取り乱したり、足掻いたり、そういうものを見たいと思っているみたいです（私が）。不安定な線も、不完全な書き分けも、魅力のうちだと思っていましたが、本作品に限っては魅力的に思えませんでした。つまり、普段の作品からして、期待しすぎていたのだと思います。

作者買いです。この人の漫画はほんとにハズレが少ないです。チケットも安い上にページ数もそこそこあるし、読んだ後も満足できて損はないと・・・個人的には思います。ただ、絵の好みが分かれるかな～。

何年も前の作品なのに久しぶりに読むと刺さってしまうのはなんで&#12316;？って感じの作品。修也は昔の作品によくあるタイプの強引だけども自分、不器用なんで、察してタイプの子なのですが、昨今こういう子見なくなりましたね。みんな素直で、ひねくれてない。だからこそこのひねくれ者が私は愛おしく感じてしまう。たまにはこんな昔の作品を読んで素直じゃないコにじんわり思いを馳せてしまうのもいいなとおばちゃんは思いました

江島の一途な気持ちに気付いてだんだん惹かれていったのかな 上手くいって良かったです