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『ひばりの朝』

のレビュー 
236292
総合評価総合評価点
3.8
(90
評価内訳
5点 5 29
4点 4 26
3点 3 24
2点 2 6
1点 1 5
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2013-11-12
評価点
5
yakimikanさん
Renta!で購入済み
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「お前ら全員しね」おおぅ‥暗い‥‥救いがなさそうな話だけど、暗黒面だけを切り取って見せ付けるような演出は割り切って見ると小気味いい。ヤマシタトモコさんの漫画は絶対BLんが面白いよなー(しかもギャグ)と思ってますがこれはなかなか良かったです。歳に似合わぬエロスを放つ、でも普通の大人しいおんなのこと、その周囲の群像劇です。
2014-05-07
評価点
5
ちくわ大明神さん
Renta!で購入済み
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ネタバレを含みます。1巻で出てきた登場人物は誰一人彼女を救いませんでした。しかし私には誰も責める気にはなれません。誰かが助けてくれればいいのにーと呑気な感想を抱く自分もきっとそちら側の人間だからです。自分は悪い人間ではないと自負していたけれど、善人でもなかった。傍にいたとして同情以上の行為を私はできただろうか。漫画ですが、漫画みたいにヒーローが現れてヒロインを救ってくれる展開はありません。誰も救ってくれない世界で彼女を救ったのは彼女自身でした。
2014-04-28
評価点
5
めろんぱんさん
Renta!で購入済み
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胸が痛い。作者の怒りが込もった手加減のないリアリティが人物描写の随所に織り込まれています。近い種類の経験を持つ私には、これ以上ないくらい腹立たしくて身を切るように切ない話しでした。主人公の少女を、それとはわからぬような姑息な方法で、利用あるいは見捨てた他の登場人物達の生き方は、身勝手で偽善ゆえに無難で要領が良く実社会にもありふれているものですが、苦しくてもそうじゃない生き方に挑み続けていきたいと、考えを新たにもさせられました。辛かったですが、結果的には読んで良かったと思います。
2014-12-15
評価点
5
Makinokeiさん
Renta!で購入済み
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人格は無視され消費される対象としての性、それと人ととしての自分自身とのギャップ、周りの想像力や関心の欠如…作者の怒りがストレートに伝わってきて、私自身が抱える抑圧されていた怒りが共鳴しました。そして、もし実際に周りに子のような子がいたら、私は結局見て見ぬ振りするんじゃないかと、自分自身反省しました。作者はきっと、苦しみながらこのテーマに真剣に向き合ってきて、この作品を書き上げたのだと思います。そのことに、心から感謝します。この作品は読者に、このテーマに少しでも寄り添うきっかけを与え、想像力や関心を育ててくれるのではないかと思います。
2017-08-17
評価点
3
紫苑ゆうさん
Renta!で購入済み
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読みおえて鳥肌が立った、気持ちの悪い後味と罪悪感、それさえ克服できるならこの本は★5つです。内容は素晴らしいのですが、とてもエグイので近親相姦の話なので。私は3チケで読みました、もう読み返したくない気持ちの悪い後味のある素晴らしい作品です。これを読んだおかげで本人の意思関係なく色気のある女子を嫌いになれなくなりました。
2014-09-23
評価点
5
ほわほわさん
Renta!で購入済み
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ツラいです。メンタルの状態のよいときに読むべき。後ろめたい気分占められている時は、頭を殴られ、何をしてるんだお前はと責め立てられるような気持ちになりそうです。他の人のレビューにありましたが、救いはあるけれどそれは他者から差し伸べられた手ではない。ひばりにズルさがあれば、誰かを利用することもできたかも知れない。担任の辻先生の思いが少しでも伝われば、強くなろうとできたかも知れない。ズルズル引っ張らず2巻で完結は読者に救い。ツラいけど読む価値ありだと思います。
2017-11-03
評価点
1
nanaさん
Renta!で購入済み
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規定の料金を払っているのになんでレビューを書かなければ続きが読めないのか
2017-08-28
評価点
5
やまさん
Renta!で購入済み
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何回も読み返して、読み返して、読み返して、ようやく登場人物それぞれの気持ちが見えてくる。最初に読んだときはその言動がひたすら腹立たしかった人物も、読み返すうちに、悪人ではない、ただの平凡な人ということが分かって、いっそうつらくなる。こんなふうに、周囲のちょっとずつの偏見や誤解や無責任さのために、じわじわ見えない真綿で首を絞められ続けながら生きている子どもって、現実、少なくないと思う。でも自分だったら、どうするだろう?ひばりの周囲のどんな立場の人間だったとしても、私だってどうすることもできなかったと思う。自分の人生で手一杯なところも、ひばりが「どうすれば助かるのか」が分からないところも、私は読者という神の視点で彼女の状況を見ているのに、それでもどの登場人物とも同じ。ヤマシタトモコ先生の作品は、明るいBLコメディから入ってファンになったのですが、今やこの作品が一番読み返しているヤマシタトモコ作品になりました。
2019-06-23
評価点
4
ラムネさん
Renta!で購入済み
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無料サンプルの続きが気になって購入。ひばりを取り巻く人々の内面が、モザイクのように組み合わさり、様々に色を変えて描き出されます。何が「助かる」なのかとひばりが問うけれど、答えはない。答えのない世界に救いはない。一巻のひばりの「あたしが死んだら 全員消しちゃったのと おんなじことになんないかなって 世界中の 全員 死ね ってゆう」っていう言葉が、二巻のラストで補完されます。何が切なくて悲しいって、この時ひばりは中学生で大人じゃないってこと。本気で「助けたい」って唯一言ってくれたのは同級生の男子で、彼もまた気持ちはあっても無力な訳で。人は自分の見たいように物事を見るし、それがその人にとっての世界なので、誰が一番悪いとかそういう話じゃないけれど、一番の元凶の父親と、身近な保護者であるはずの母親が、一番何も感じていないんだろうなという事が、ひたすらにひたすらに腹立たしい。
2017-10-05
評価点
4
ののさん
Renta!で購入済み
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人の本質とは何なのか、ですかね。自分が作る自分と他人が作る自分。これはヒバリだけじゃないし、私たち大人はそのことを知っています。ヒバリを救わなかった、救えなかった人たち全てが一元的ではない意味を持っている。大人が描いたお話だなと思います。



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