レビュー一覧

男性ホルモン過剰分泌のヒーローが、もしも下半身不随になってしまったらどうする？！　とりあえず、問題を提示した内容になっています。ヒロインの愛を利用して、事件に巻き込まれ重傷を負ったヒーローは結婚をせまります。下半身不随の恐れがあるため、男としての能力も機能せず……色々あって最後は毎度のことながらハッピーエンドですが、大バカ者ですこのヒーロー！！　愛しているからと、それに反論しないヒロインもバカ者です。何かと愛を結びつけたがるところに、非常に違和感がありました。

男性不妊のお話。妹だと思っていた女性を愛してることに気づきますが、自分が性的不能者になるかもとヒロインの思いに答えられない。その事がヒロインを苦悩させ追い詰めていきます。なのにヒロインを手放したくないので不妊治療を受けさせ苦痛を味あわせる。なんてバカなヒーローなんだろうと思ったら作者がルーシー・モンロー。彼女の描くヒーロー達は揃ってお馬鹿さんなので仕方ないか。

この本は買って良かった。時折読み返します。何度読んでも胸が熱くなる、素敵な作品！意地の悪い元カノも良いよね～ヒーロー傲慢だけど、こんな人が居たら素敵！夢の中だけでも幸せにしてくれる作品です

ヒロインの一途な愛に感動しました。見返りを求めずに相手の幸せだけを願う…理想だけどなかなかできることじゃないですもんね。そんなヒロインに我儘とも思える要求をするヒーローですが、やがて自分の本当の気持ちに気づいていきます。ヒロインみたいに揺るぎなく人を好きになってみたいものだわ～