レビュー一覧

前作より登場人物に深みが増していて面白かったです。が、様々な事情で「第二部」完のような形になっているようです。時代考証など問題のある部分もあるのでしょうし、決して明るい作品ではありませんが、作者さんが本当に描きたいものを描いている勢いがビシバシ伝わってくる良作だと思います。ぜひ頑張って完結させていただきたいですね。応援と今後の期待を込めて★4つです。

とまらなくなって買いましたが、人間描写や作画が綺麗です。設定などしっかりしているので安心して読めます。

絵が綺麗です。お話もどんどん引き込まれて続きが見たくてたまりません。

国宝 鳥獣戯画をもじった題名がいい。もっともこの作品との共通点は「漫画」という一点のみだが。前シリーズに引き続いて華麗な絵柄が目を引く。とくにヒロインの目の表情にぞっとするほど魅せられる時がある。ストーリーは江戸初期の史実を下敷きに展開してゆく。ヒロインの冷徹さが目立つ。

切ないお話しでしたが、読んだらはまって全部レンタルしちゃいますね…（笑）絵もキレイだしかりてよかったです☆

前作の蝶獣戯譚も含めて、通読しました。私の予想を裏切る展開で、心の底から楽しめた作品です。主人公の於蝶は、美貌もあって、腕っぷしも強い女忍ですが、時折見せる心の揺らぎ、脆さにクラッときます。女の私から見ても、いい女です。そして、彼女を影ながら支える相棒の磊蔵との関係も、恋愛要素はないものの、強い信頼関係で結ばれています。（一度、敵を欺くための裏切りはあったものの。）そして、彼女らの敵で、於蝶がかつて愛した男・一眞、本物の天草四郎を殺して彼になり替わった遊女・絢芽が九州で争いを煽動しようとするくだりは、読んでいてハラハラしました。島原の乱勃発直前で、物語が幕を閉じたのが残念でなりません。諸般の事情があったようですが、ぜひ、いつの日か、続きが読めることを願っています。

絵が物凄く綺麗です。ストーリーもヘビーで引き込まれました。画力が有って殺陣シーンもリアルなので、グロい描写がダメな人はおすすめしません。一応完結となっていますが、まだ終わっていません。一年くらい前FBで作者に聞いてみたら(驚いた事に)返事が来て、いつか続編を描きたいと言ってくださったので期待して待っています。