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緑川さんのなかで断トツ一番好きな作品です。夏目友人帳が人気ですがそれよりもずっと前の心に響く作品です。恋愛を描くのが苦手だけあって、(本人もどこかで書いていらっしゃいます)べたべたした感じは一切なく、でもきっかけになった出所はとても苦々しいそれぞれの想いで、とても悲しい。いろんな想いが交錯するラストはとても一言では表せない重みがあります。読み終わった後もとても余韻に浸ってしまうそんな作品です。決して悲恋でもなくバッドエンドでもなく、でもハッピーエンドと言い切るにはちょっと悲しい。どうか幸せになってほしい、そんな思いで終わる作品です。
あかく咲く声の辛島くんと同じ名前のセツのお話!!登場人物みんながそれぞれの大切な人のために手段を選ばず命を懸けるお話です。ひとりひとり形は違えどそこにあるのはどうしようもないほど大きく深い「愛」なのではないでしょうか。人の脆さと強さが鮮やかに描かれたお話です。
ヒロイン他数名がヒーローで、ヒーローがヒロインなお話でした。強い女の子が好きなので私には合っていました。ストーリーは一番おさまりの良い終わり方だったのでしょうが、とても悲しい結末です。仲間だと思ったキャラの裏切り、またはその逆。そして戦いの中で亡くなっていくキャラたち。誰も悪くはないからこその消化不良でした。じっくりと読んで、余韻に浸るのが好きな方にはおすすめできます。
あかく咲く声と迷ってこちらに。あかく〜は幼い頃読んで心に残った作品でした。西洋風の世界観、幼い頃の約束を果たすため少女が行方不明の幼馴染を探して旅に出る。旅の途中でさまざまな障害と陰謀に巻き込まれ、ようやく辿り着いた行き先は…。きっと夏目友人帳がなかったらこちらが先生の代表作になっていたのでは、と思うほど濃密でスピーディーな展開、作者さんも仰っていますが、行間にぎゅっと詰め込まれたエピソードがきっといくつもあって、どれを描いて描かないか、選んでゆくのが大変だったろうと思います。それでも、過不足なく一つの物語を紡いで行けるそのお力に感銘を受けました。初出はもう二十年近く前なのですね。とてもそんな風に思えないほど鮮やかでした。何度も読み返しています。是非おすすめです。
作者買いでしたが先生らしさを感じるストーリー展開になっており楽しめました。
スカッとしたいとか、フィクションにはハッピーのみ求めると苦しくなる、そんなお話です。
ちょっと悲しい話ですが、一面ではない人の心が描かれていて素敵な話でした。2巻目で話が怒涛の展開を見せて何度か読み直さないとついていけませんでしたが、あれ、最後ルカどうなったの・・・と気になりました。
ヒロインが、居なくなった村の大切な友人をずっと探し続ける物語に途中でてくる人物達の背景や想いも混ざって、逢いたくてもあえないとても切なくて涙が出て来てしまいました。村へ帰って行ったセツとサキには幸せになって欲しいです。本物のルカリアは従者と共に脱出して、静かに余命を従者に看取られたと思いたい。王座を辞退した地頭は妹姫を影で見守りながら、普段は修道士として精進していたら、いいです。
ずっと読んでみたかった作品だったので、見つけて即買いしました!良かった!「夏目」とはテイスト違いますが、作者さんの作品の底辺にながれる雰囲気は一緒でした。
まるで映画を見ているような、すごく心に残る作品でした。
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緑川さんのなかで断トツ一番好きな作品です。夏目友人帳が人気ですがそれよりもずっと前の心に響く作品です。恋愛を描くのが苦手だけあって、(本人もどこかで書いていらっしゃいます)べたべたした感じは一切なく、でもきっかけになった出所はとても苦々しいそれぞれの想いで、とても悲しい。いろんな想いが交錯するラストはとても一言では表せない重みがあります。読み終わった後もとても余韻に浸ってしまうそんな作品です。決して悲恋でもなくバッドエンドでもなく、でもハッピーエンドと言い切るにはちょっと悲しい。どうか幸せになってほしい、そんな思いで終わる作品です。