レビュー一覧

本当にハズレがない作家さんだなあと、思わずため息。この作家さんの素敵なところは、主役以外の人物も生き生きしていて、すぐ近くにいるように思えるところだと思います。もちろん、どのお話のカプも素敵。それぞれの欠点がまたかわいくて、身悶えしてしまいます。絶対お得な作品集です。苺を潰して食べたくなりますよ？

チケット12に躊躇して、買うか否か悩みに悩んだのですが、読後の率直な感想は「お買い得でした」の一言です。ホモフォビアなダメ男×売れっ子ゲイ美容師のお話と、山男×御曹司のお話、そして最後に御曹司のパパとその秘書のショートがオマケとしてついてます。全てのキャラがしっかりと作り込まれていて、脇役まで全てが最後までキッチリ機能しているのが素晴らしいなと思います。イラスト入りならもっと嬉しかったなぁ。でも、大満足の星５つです。

過去の作品を新装した作品集。２ストーリー入っています。『Blue Rose』同様、期待値が高すぎたのか私には今一でした。どちらの話も職人気質ので、完璧に見えて少し抜けてる攻め。勝気な美人受け。この設定は好きなのですが、共通して受けの実姉がクソビッチ。この作家さんの書く脇キャラは男女とも好きなはずでしたが、この一冊に関しては受け入れ難く、読後、ハピエンのカプの余韻よりも、嫌な気持ちが勝ってしまったところが残念です。

榎田さんの他の作品と比べての星３です。表題は内容紹介通り、２作目は、御曹司の遺産相続をめぐるアレコレですが、こちらはかなり女性が出張ってきますので、性格悪い女性が出るのが嫌な人は注意です。

1作目は互いが惹かれるに至った理由が全く見えず、相変わらずのご都合主義展開。2作目は最初から最後まで現実味ゼロ。赤の他人と思わせておいて、因縁の繋がりが後から後から明らかになって、呆気に取られました。危機一髪でのヒーロー登場も、何度も繰り返されると白けてしまう。高い買い物に後悔しきりです。

美容師と店長のハンサムズカプは余りにも店長の過去がダメ過ぎる。御曹司と山男カプの方は周りがクズ過ぎて私としては受入れられない。御曹司の父と秘書カプではちょっとほっこりします。が、父は嫌いだな。なので☆３つです。

さすが榎田さんですしかしハンサムは嫌いの話はちょっとあっさりくっつきすぎかなあと思いました2人ともすごく魅力的なのに攻めの店長がホモフォビアな理由も納得いかないし美容師さんごハンサム嫌いな理由もそんな深くなくてそれゆえに意外とあっさりくっついてしまった感じです二話目のお話の方が楽しました

カリスマ美容師と店長のスッタモンダ恋愛です。店長のキャラが、クソ男すぎて。でも、由比のおかげで変わっていくんですが。本当に好きな人ができたら変われるのかな。

作者買いです。２つめのお話の桜彦と克郎は好みでお話もおもしろかったです。１つめの真壁はあんまり魅力を感じませんでした。お話は先生作品比で、普通におもしろかったです。

ここ最近榎田作品を読み漁っていたので、夏の塩などにくらべると少しあっさり目なので星4つです。表題作もよかったのですが個人的には秘書と苺が一番良かった。