レビュー一覧

私も小説・映画をどちらも観ました。涙腺が崩壊してしまうほど泣きました。こちらの作品は少し絵が苦手でしたので☆4にしましたが、原作は本当に素晴らしかったです。キチンと読まれた方は分かると思いますが、決して戦争を美化している作品ではないですし、するハズもないですね。ただ、この国を守ろうとしてくれた先人達には言葉には言い表せない感情が芽生えました。長い小説を読むのが苦手な方にはオススメですよ。

当時の人は朝起きると開戦を突然に知ったといいます。それまで前触れはなかったと。日本兵の半数は餓死で死亡しています。無策な当時の政府により多くの人達が命を無駄にしました。ゼロ戦はパイロットを守る仕組みは皆無です。美しくない乗り物です。不戦、平和を改めて願いました。

原作も映画も見ました。情報量は当然原作、空戦シーンは映画が勝ります。なので漫画はどんなものだろうと、いきなり最終巻から読みましたが、漫画ならではの心に迫る場面があり、全部知っていても涙が出ました。

小説、映画が話題となっていたので(かなり前ですが…)気になっている作品でした。戦争物が苦手なのですが、凛々しさの中にも温かみ 優しさのある絵柄だったので読みやすかったです。グロ 流血表現も嫌な感じがなかった。5巻では自然と涙が出ました。私の曽祖父は出征し、奇跡的に帰還した元日本兵です。戦争の体験は決して話しません。そんな曽祖父の姿が重なりました。この書籍に対して、様々な意見か飛び交っていますが、日本人なら読むべきかなぁと。

最初はコマ数の問題なのかなと思いましたが、物語の補足というより、やや蛇足に走り過ぎ。メカニックの書き込みが丁寧な反面、萌え系の人物描写も残念。小説を先に読んだ人には辛いと思います。

本当に戦争は二度と起こしてはいけな！だけど、今の日本人は他人を蹴落とす事に何も感じない…このままだと、また戦争勃発するのではないかとそら恐ろしい

原作が読んでて恥ずかしい程、壬生義士伝そのまんま。それを漫画や映画にしても、知ってる人にとってはやっぱり劣化壬生義士伝。悪いのは原作、知らずに読めれば楽しめるかも。

原作でもだいぶ泣けました。この時代の男達の葛藤がすごい。

とある姉弟が、第二次世界大戦中特攻で死んだ本当のおじいちゃんがどのような人だったかを調べるため、戦争体験者を訪ね真相に近づくという話。第二次世界大戦の細かいところまで想像されていて、歴史の授業で習うことも入っているため、いつ起きたかの順番が頭に入ってきやすい。

ルポルタージュ風の原作を読んで今ひとつ物語の中にのめり込めなかったが、コミカライズ版のこの作品を読んでも同じような違和感を抱いてしまった。原作者はいろいろなルポルタージュ インタビューをしているようだが、結果的に通説通りの解釈 評価を下してこの原作を書いてような気がする。コミックとしての画力は艦船や飛行機のなどのメカニックのものは優れているし人物表現もまあいいようなきがする。