レビュー一覧

私的には気に入ったので★5です。切な系の物語で好き嫌いもあるかとは思うのですが、読んでみる価値ありかと思います。

全話、少しの切ない棘がチクチクと設定されている。後半は特に切なエロ系。不憫過ぎて途中、気持ちが萎えかけたけど、エロで乗り切り、結末には希望が見出されるので後味の良い切ない系。どちらにしてもエロ★い。

まず最初の短編。満員電車の中でベロチューと触りっことか、他の生徒がいる教室のど真ん中でキスとか。ちょっとご都合主義が過ぎてて引っかかってしまい、最後まで違和感が拭えず。いや電車の中とか教室とかBLではよくあるシチュエーションなんですけど何だろう、説得力がないというか。。。。表題作もそうで、こういうシリアスな話は状況が不自然すぎると入り込みづらいです。そういう点で違和感がなかったのは２つ目のお話かな。レジ打ちの経験者さんなのかな？ただ絵とキャラクターは魅力あると思います。表題作の春樹なんかあの環境で育ったのに素直でいい子だし、文盲なのと相まって天使っぽいキャラです。お兄さんとの馴れ初めをもっと掘り下げてたら、どちらのキャラももっと好きになれたと思うと残念。

なんとなく昭和な香りと、じっ～とりした色気が漂っている作品。終わり直前まで、胸の奥がチクッと切ないですが、読後は霧が晴れたようにスッキリ。表題作以外に収められている作品も良いです。

とてもせつない話で、読み終わって思わず涙ぐんでしまいました。コメディータッチのものから、この作品のようなものまで、この作家さんはいろんなタイプの話が描けるんだなぁと感心しました。

表紙の雰囲気に騙されてはいけません。表題作は、かなり重いお話です。受けの子の境遇がかわいそうすぎます。まあ、ハピエンなのが救いですが。

ちょっと過去が残酷すぎる。苦手な人が読んだらかなり気分落ちると思う。私も切ない系好きだけど、過去がこんなに可哀想だと萎えました。

切な過ぎてダメでしたーー(+_+)　特に表題作が。ハルキの設定が痛々しすぎて、途中で「もういいよ、幸せにしてあげてよーー」と・・・(>_<)　最後の再会でハッピーエンドという事なんでしょうが、個人的にはサト兄にも幸せになってもらいたい。そんなこんなで★３つ。評価さげてしまってごめんなさい。

こんなせつない生い立ちってあるのだろうか辛いです。でも運命ってさすが、兄弟ともハッピーエンドにしてくれて良かったです。

短編二本と表題作。以前に読んだことがあったのに忘れてて、再読したんですけど、また忘れそうな内容でした。読んでて眠たくなってきます。