レビュー一覧

お話は面白かった。執着攻めが好きだから(笑)　でも難を云えば、この責め様には好感が持てませんでした。高学歴で恵まれた環境に育ちながら、まともに仕事している様子はないし、我が儘放題の甘ったれですよね。いっそ見合い相手が完璧なお嬢様だったら、破談にするのに難儀して良かったのにと思いました。受けも真壁さんみたいな包容力のあるいい男の見本みたいなのが身近にいて、何であんな男に惚れたのか…見る目が無いと思いました。でも最後の一ヶ月は我慢してた様だし、そこは感心しました(笑)　出来れば最後の告白は攻めの方にさせて、スッキリとしたかったです。

ここまで我慢するの？ってぐらい受けは健気な感じです。感情移入して泣いちゃいました！笑

攻めが受けを想うあまり逆に素直になれない…という部分に関して言えば、受けに同情します。結果オーライですが、正直もう少し攻めから本音を伝えるシーンがあればなぁと思いました。少し受けが可哀想すぎますね…。

レビューでバタフライルージュに似ているとあったので購入してみました。こちらの攻めは屈折しまくっているというより、おもいどうりにいかず好きな子をいじめる子供感が強いような気がします。あまりにもすれ違いが長かったので、思いが通じあってからのストーリーがもう少し長い方がよかったかなぁ。

昔この本が出版されて頃に読みました。懐かしくなって買いましたが、やっぱりよかった。主人公がけなげです。けなげな受けがお好きな方には絶対気に入ってもらえると思います。

攻めも受けも、一途というか頑固というか。ある意味、似た者同士かも？お互いに素直になれず拗れると、とことん噛み合わなくなるんですね〜。でも一途に愛する話は嫌いじゃないです。

以前、挿絵があった時にも購入したんですが、また読みたくなって再購入。お互い好き同士なのに、言葉が足りず、身体だけの関係みたいになり、好きということを伝えられずお互い相手は自分を好きではないと思ってる話。こういう執着攻、好きです。バタフライルージュに内容はほぼ同じ感じですが、私はこっちの方が断然好きです。まぁ、女の人は出てくるけど、やってるところを見せるとかはないです。思いが通じあってからのHがちょっと長くてもういいやって感じですが。