レビュー一覧

ほんとうをかたるっていうのは、キツイ事だというお話。先の方々が言うように、地雷まみれですが私は好きです。底力のある作家さんだと思います。

メインカプの受けが女にしか見えないというのと、芸術肌ってことを表すためなのかもしれないが恐ろしくヒステリックでわがままでビッチなのですが、それを「あいつは天才だからしかたないな」と周りの人間が達観して許しているのがヒロインじみててイライラしました。また大学サークルメンバーが総カプ状態というのも私には合いませんでした。この作者の描くお話は面白いなぁと思っているのですが、地雷ばかりだったので星１で…

一つ一つのお話はしっかりしてて、一気に読めましたが、今井先輩のビッチっぷりが、受け付けなかったというか、最後までイラッときて終わりました。みんなこいつのどこに惹かれるんやろーと、周りの持ち上げにも腹が立ったし、これからの渋谷くんが気の毒でしょーがない。2番目の主軸カプでない先輩後輩の話はすごく良いはなしでしたが…

軽い気持ちで読むんじゃなかった。私がBLに求めているものとは違いました。しっかりした作品なんですが、美味しくなかったです。

松本ミーコハウスさんの作品はズキズキ系とキュンキュン系を読んだことがありますが、今回は最初、キュンキュン系だと思って読んでたらだんだんズキズキ系も合わさってきました。軸は表紙の渋谷×上野なんですが、そこに他の2カプを絡めつつ話は進みます。ミーコハウスさんはズキズキした人間の弱さやそれを救おうとする人間の優しさを描くのがすごく上手で、今回も渋谷と中野の愛情には胸を突かれました。が、上野の苦しみは分かるけど、ワガママっぷりが共感できないかなー、と思ったので★1個減らしました。そんな上野と渋谷を描いた書き下ろし「重力」は秀作です。

作者買いです。ビッチな子のお話がメインかな？そこに至るまでの経緯はわかるけど。周りのおかげでなんとかなった感じ。

登場人物がたくさん出てきますが好きになれないキャラばかりでした。特に上野先輩が…

絵がやはり、すこし荒いのが気になったのと、サークルがホモバッカ状態だなーてことで★を減らしてますが、内容としては面白かったです。表紙ＣＰの受けの子の病みっぷりはさすがこの作家さん、という感じで、イライラはさせられるけど、こういう強烈なキャラってなかなか描けないよな、と。周りの人々が本当に理解のある優しい人たちだったから１冊でまとまったけど、これじっくり描いてたらかなり長くなった内容だろうなぁ、とも。自分のせいで父が亡くなり、母からの愛情を失った受け。死にたがりの愛されたがりには、あのくらいの攻めが、良いんでしょうね。先輩後輩ＣＰは、普通に可愛かったですｖｖ絵柄でゆるいお話かなと思ってウッカリ読み始めると、思いもよらずズッシリくるので、その辺は覚悟して読んだ方がいいかなーｗ

受けは病んでましたが…攻めが一途で良かったです。私的には、秋葉カプのお話が面白かったですね。

登場人物が多いけど、どの人も魅力を感じないです。それに何だからＢＬっぽくないです。