レビュー一覧

待ってました！すっごい面白かったです！！！ショウワさん大好きで、本当に色んな物語を描くことができるんだなぁっと感心させられます。このお話はシリアスな物語。ショウワさん独特のタッチはもちろん、独特ま会話のテンポは健在です。内容は、、、読めばわかる！何か書くとちょっとでもネタバレしそうなので怖くてかけないw とにかく、シスの気持ちも、カイの気持ちも、本当に切ないです。2人が幸せになってくれることを願うばかり。内容がてんこ盛りなので、読み取りズラいとこもあるけど、その分読み返すとさらに面白いです！あとは、あとがきもしっかりチェックです☆

エロギャグ系のshoowa先生しか知らない人は特に読んで欲しい作品です！！まさにシリアスでサスペンス…(でも先生らしい笑いや遊びも抜かりない)フランスが舞台ですが是が非でもハリウッドで映画化して欲しい作品です！！『ドラゴンタトゥーの女』のような作品になると思うんですよね～主人公のカイの一途な愛にもう涙腺崩壊…もう一人の主人公シスの忘れ去られた過去に衝撃…とにかく迷わず読んでください

SHOOWAさんの作品大好きで、この作品もゾクゾクしながら読みました。みなさん仰るように映画を見ているかのような立体感と作品の奥行で素晴らしいです。確かに１巻にまとめるには惜しい感じです。もっと長く時間をかけて読みたい。でも１巻にまとめ上げるテクニックとかさすがとしか言いようがないですね。理解が難しい箇所もありますが、読み返すたびに発見もあるし、伏線に気づけるようになるし、無期限で買って損はなかったです！

海外のスパイ映画をそのまま漫画にしたような作品でした。正直、一度読んだだけでは、話の背景が難しく理解し難かったですが、2度読むと、ストーリーや人物像も明確になり、あの時の表情はこういう事だったのか～とか、新たな発見ができる作品でした。SHOOWAさんの画は独特で、映画のストーリーボードを見ているかのような一風変わった作品です。文字の書き込みが全体的におおいですが、要所要所に出てくる人物や風景だけで表現されるコマ割りが素敵です。目の表情、空間の取り方などが独特で大好きです。BLってのとは違う気がします。

shoowaさんの他の漫画も読みましたがこの人は絶対シリアスものの方がうまいよなぁ~と思います。一言でいえばバナナフィッシュ的な世界観に近いんですが、それよりフランス映画のような叙情的な雰囲気があって好きです。ただこのお話で2、3巻くらいでまとめて欲しかったような。詰め込みが消化できず最後の方で対立勢力？のインテリメガネさんが延々説明役やらされた挙句消されるという悲劇が。。このお話にはジンと猫は呼ぶとこない、というスピンオフ作品があり、そちらもとても良いですよ。

作者の他作品が良かったので 購入。シリアスなお話です。ストーリー設定やシスとカイの関係などは とても良かったのですが・・・・何しろ中盤から後半にかけて エピソードが殆ど 敵キャラ(？)の説明台詞で 説明されているので その辺りは読んでいて疲れました。(吹き出しと文字だらけのページがあります)p数や話数に限りがあったのか 後半の畳み掛けがすごかった。構成上 無理を感じました。最後の後書きでも 作者によるストーリーの追加説明があるのも残念(^_^;)せっかくいいお話なのに 勿体無いですね。

舞台は欧州 。サスペンス映画のような雰囲気を味わいながら、一途な恋情と家族への愛に心が揺さぶられる…なかなかない作品だと思います。わかりにくいとか疲れるとか設定に矛盾を感じるなどの意見もあるようですが、たしかに流し読みだと??となってしまうかも。ひとつひとつのセリフとコマを丁寧に読んでいけば、読み進むにつれて明かされていく内容にひきこまれます。映画のようなクライマックス、回想シーン。ラストのシスの兄メルナールのメモリーカードのメッセージのところで、Shape Of My Heartが流れ出し、エンドロール…END。

大好きな作家さんなのですが、今作に関しては誰が誰だか分からない（外国名＋愛称＋偽名が入り乱れ、かつらまで使われるともう本気で分からない）、また話についていけないことが多々ありました。この作品に対しての私の感想は一言で言うと「ややこしい！」です。ひねりすぎてかえって全体の描写が浅くなってしまっている感じがして残念でした。

最初に三つ巴とかを見てたら相当ビックリするくらいのシリアスです。作者買いですので勿論絵は大好きなのですが、強いて言うなら2冊に別けて書いて頂きたかったです。それだけが唯一残念な点です。ストーリーは海外の小説でこんな感じのがあってもいい位センスあると思います。ただ読解力が無い方が見ると少し入りづらいのではないかな。それにしても切ない。キュンとはまた違う切なさがあります。

内容については他の方々が書かれているので割愛しますが、一本の長い映画を見ているようで、全てにおいて私のツボを押しまくる作品でした。ショウワさんの他作品ノウバディノウズに近い世界観で考えさせられます。さて結局のところ兄上は日記を掘り返すのでしょうか？気になる最後です。