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『派閥破りの恋をする/恋愛抵抗勢力（表題作）/国会議事堂のてっぺんで』幼い頃からの恋心を高校最後で身体の関係を結び成就したと思いきや「想い出に」と捨てられる。その屈辱から政界に入り……からのロミジュリ展開。政治が舞台なの珍しくて面白かった。ラストはまさにBLだなって感じ！『愛につけこめ！』は元教師の社長×元教え子天然ダメセールスマンの付け込みあいLOVE。『冷たい指にふれさせて』ワンコっぽいイケメン社員×氷のクーデレ先輩社員。『君に愛の手ほどきを』父の愛人志願する少年と運命的に出会っちゃう話。ほか『愛人なんて呼ばないで』『うさぎのシッポを捕まえろ！』含めて全体的に急展開なものが多いが、起承転結がきちんとしていて面白かった。2006年初版で古いながらも絵にそこまで古さは感じなかった。

今読むと、ちょっと懐かしい絵柄です。表題作を始め、どれもさらっと読める作品で、エロがあります。表題作以外はサラリーマン話が多めです。