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さすがユギさんにハズレはない！登場人物にゲイが多くても気にしません(笑)

2000年のユギさんの作品です。大学の映画サークルの仲間たちのお話で、メインカプはいますが、サブキャラたちがメインカプを引き立てるためだけに存在する都合の良い人々ではなく、それぞれちゃんとキャラが立っていて作品に深みを与えています。ユギさんの作品って、恋愛だけでなく、男同志のふか～い友情も絡んできたりするわけで、ＢＬじゃなくちゃ描けない作品ばかりだと思います。ＢＬ作品が日々量産されていて、「ＢＬである必要があるのか、この話は」っていうものも沢山ある中で、私にとってユギ先生の作品は常にＢＬの醍醐味を味わわせてくれます。

山田ユギ先生ほんとハズレないっす。面白かった！カップリング云々とかジャンル云々とか関係なく面白い！いつも作者買いさせて頂いています。

最近、山田ユギ先生の作品にハマったのでこちらも購入。昔の作品らしいのですが、今の作品と通じる、エロだけでなく人間ドラマもしっかり描いていらっしゃる、山田先生の個性を存分に楽しめました。先生の作品はほとんど読みましたが「ハズレがないなあ。」という印象です。素晴らしい！

メインカプの攻めの中学生のいとこ目線から始まるという斬新なスタート。憧れのいとこの大学生の頃のお話をサークル仲間から聞くのだけど刺激がありすぎでは（笑）そのいとこカプももう一組のカプにも意外に影響を及ぼす中学生。素直でまっすぐな彼には敵わないってことですね。みきさんが強烈（笑）生もの厳禁過ぎますよ。メインカプよりも高崎さんと鯨井さんのカプのが気がかりだったので最後のエアメイルで嬉しくなりました。

この、昔の学生サークルのわちゃわちゃした感じが何より好き。出てくる映画がホラー系ばかりというのが何とも言えない。面白い。BLとしての面白さ、エロさを超えた、コミカルでドタバタしたストーリーテラー、ユギ先生、大好きです。

作者買いです。大学行ってないから良く分からないけどサークルってあんな感じなんですか！？ごちゃごちゃしていて何だかなあ…

映画が大好きなので、こういうお話は大好き。大学の映画サークルの仲間たちのお話で、色々な登場人物達が生き生きしていて、漫画の中で跳ね回っていて、読んでるだけでとても楽しい。メインの梶と中村のカップルの成り立ちも読み応えあるけど、脇の鯨井純がとっても魅力的。この純と高崎のカップルの闇や美樹ちゃん、土屋、沢田先輩とか本当に楽しい。こんなサークル入りたかったなぁとか悶えてしまいました（笑）。今公開されている映画「止められるか、俺たちを」や「桐島部活やめるってよ」を観ている時の様な気持ちになりました。

作者さん買いで、久し振りに読みましたが、やっぱりいいですね！ちょっと昔の作品ですが大好きです。番外編では鯨井と高崎も幸せそうで良かったです。

とりあえず絵と内容は古く、全体的に雑な感じです。俊明が主人公で、最初は鯨井が好きなのかなぁ。でも鯨井は腹違いの兄弟が好きで両想いだけど血の繋がりのせいで踏み込めなくて、AV出たり無茶苦茶してて。俊明は、そのうち先輩や同級生の邪魔が入って中村が好きな事を自覚。中村は最初の方から俊明が好きだったのかな。まあ最終的には色々とハッピーエンドって感じです。ところで。誠って必要キャラ？仕事云々の下りがあるせいで逆に話にブレが出来てる気がしました。