レビュー一覧

やっぱり皆憎めないなーと思ったら山波の社長は最低だった。でも、病弱で気弱な受けが困難を乗り越え強くなっていく姿に感激しました。

コミックから続きが気になって小説へ。基本活字は苦手ですが、細やか描写でイメージが膨らみ大変良かった。

内容はありきたりと言えばそうですが、細かい心理描写など、目から入ってくる情報だけで色んな事が想像できますね。絶対漫画より原作の小説の方がお勧めです。

コミックスを見て、先が気になり読みました。変な言い伝えに巻き込まれた槇人だけど、健気で一途な子猫ちゃんが最後は立派になって、よかったよかった。スピンオフの『十年目の花』で もう少し詳しく山波建設の様子がわかります。隠し財産を探すのにいい大人が虐待して、とも思えたけど、シリアスなストーリーにぐいぐいハまったので気にならなかったです。ただ山波の父はサイテーでした。

いくら好きだからと言っても、何をされても許してしまう受けに共感出来ませんでした。攻めもイマイチ中途半端な印象で、あの父親の非常識さに半ば言いなりになってたと思うと情けない気がしました。あれって拉致監禁、未成年強姦ですよね？　弟も父親に似てか傲慢で、従業員を守るため…等と言う終盤の台詞も心に響きませんでした。幾ら会社の利益を守るためとはいえ、汚職や脱税や下請け泣かせを許容する経営陣に、その台詞を言う資格は無いと思います。

訳あり御曹司と深窓のお姫様(男の子)のお話。かなりハードなHもありますが、基本ラブラブです。結構芯のしっかりした受け君の様です。

最初、ちょっと酷いなと思ったんですが、それなりに事情がわかってスッキリしました。お父様とのエピソードが好きです。

わかりやすいお話でした。やまなみの社長が極悪人だったけれど、息子2人にはそれなりの事情ありで、中々よかったです