レビュー一覧

結構楽しめました。絵に迫力あるので、暴力的シーンが苦手な方は やめたほうがいいかもです。女性が受ける暴力ですから。女盗賊プーランは 原作小説を読んだことあるので 興味深かったです。インド、、カーストは今でも残ってますしね。村の虐めも 想像を絶する話しも多いです。ある知人（日本人）が家で働く少年に、「好きな食べ物はなに？好きな遊びは？」少年はビックリ顔だったそうです。「今まで そんな事を聞かれた事がなかったので 、、」ほんの12年ほど前のデリーです。

とても悲しい女たちの物語でした。個人的には「お富と与三郎」「男装の麗人」が好きです。彼女たちは男や政治に翻弄され、抗うこともできず傷ついて行きますが、それでも生きていく（川島芳子は謎なんですが）強さが魅力的です。作家さんの画力も素晴らく、他の作品も読んでみたくなりました。

いつもながらダイナミックでいいです

新作が無かったのですが過去の作品が見られたのがよかったです。ページ数が限られている為か、どの作品も深い内容にはなっていないですが絵も綺麗ですし、この本の作家さんらしい雰囲気と安定感がありました。

他の方もコメントされているように,暴力が苦手な方やハッピーエンドを求める方にはおすすめできません.プーランの自伝的なものは学生時代に読んでいたのですが....亡くなっていたとは知りませんでした！＞＜そうかアレまだ90年代だったわ...ノーテンキなインド映画では富裕層になれば低カーストでもそれなりに扱われるようですが.....ＩＴ経済の隆盛にも関わらず,日本だと猟奇異常犯として精神鑑定にかけられるレベルの犯罪が今だ後を立たない悲しい国ですね.アフリカ.アラブ.アジアの人権侵害は,武力介入が必要なレべルだと本気で思います.出来れば女性たちに自分で武器を取って欲しい.プーランさんの本と同時期にチベットのアデさんの本も購入していましたが,私はこちらの方の方が知的で好みでした.アフリカ各国で育ってオランダ議員になったアヤーンさんやノーベル平和賞のマララさん.それぞれ時代も国も違うけれど皆(マララさんは実際撃たれるまで結構呑気だったみたいだけど)最低限の人権のために命がけです.この時代この国に生まれた幸運を強く思います.

全く期待してなかったのですが、意外と読めました。はじめの話は今市なんですが、ほかのも悲しいといえば悲しいですね。。女がパワフルですが、痛ましいです。

絵がとってもきれいで、物語は一つ一つ、全部捨てるとこのない、素晴らしいものとなっています。どれも切なくて、切なすぎて、特に「与三郎」の物語はあまりにも切なすぎて泣けそうになってしまいました…。実話をベースとしたのも、面白いです。心に残る作品です。オススメします！！

画に迫力があって豪快で飲み込まれます。女性の強さを感じるストーリーです。

雪女がすごく良かったです。山田朝右衛門の話も良かった。恋ってこんなもんですよね。

広告が気になって読みました。絵は安定して綺麗なのですがスッキリする話ではないです。たぶん元ネタの話を知ってるほうが楽しめるのかな？でもそれなら敢えて漫画で読む意味はない気がする。性暴力シーンがいくつかあり、私は耐性あるほうですが、それでも少し嫌な気分になりました。「波乱の人生をおくった」と紹介にあるとおり(？)女性はあんまり幸せになりません。特に最初のお話は嫌な気分になります。波乱すぎて途中で読むのやめようかと思いました。この辺、漫画としてよく描けてるのでしょう。復讐に生きるか、復讐せず生きるか…自分の幸せのためにはどちらが良いでしょうか、考えてしまいました。個人的な好みで☆３です。好みを無視すれば、表現力で☆４ですかね。