レビュー一覧

「オフィスラブのすすめ」→「プレイボーイ卒業宣言」→「大富豪とウエイトレス」→「ターゲットは億万長者」とメディチ4兄弟のシリーズ物です。今作の「オフィスラブのすすめ」だけ絵の著者が違います。シリーズ全体の総括になりますが、いまいち心に響くものがないというか・・・さらっーと読めてしまうというか。。どの作品もヒーロー＆ヒロインが単にルックスだけで好意を抱いただけんなじゃ？と思ってしまう。結局、お互いどこをどう好きになったんや？て感じ。多分、記憶には残らないと思うんで☆2デス。

メディチ４兄弟の長男のお話ということで読んでみました。絵は綺麗ですが、う～ん・・・復讐ものですが、さらっと読めました。

結構低評価ですが、私はこのストーリーの男性陣が無表情なのは、正解だと思います。 方や首切り人と呼ばれるヒーローとその天敵でヒーロー一族をかつて、この会社から退かせたヒロインの元上司。その2人が妙に表情豊かだったら、シリアスさは１つも出てこないでしょう。まあ、一言言わせて貰えば、ヒーローの頬の傷が汗なのかなんなのか最初は分からなかった。どう見ても冷や汗たらり～にしか見えないよ

絵柄が可愛らしいです。が、男性キャラの表情が乏しいかなと… ヒロイン初め女性キャラは表情豊かなのですが、状況に合ってないかなと思う部分もありました。ストーリーの方はヒロインが罪悪感を感じているわりにはあっさり流され過ぎかな、全体にキャラの感情の移り変わりが分かりづらい。一応うまく纏まっていて最後までさらりと読めますが逆に物足りなさを感じました。

メディチ兄弟のお話ですが、漫画家さんが違うので印象も違いました。ヒーローもヒロインも仕事関係で相手を騙しているのでどうなるかと思いましたが…二人とも通常の仕事が先なので、ストレスはなかったです。当たり前と言えば当たり前ですが、そうは行かないお話もあるので笑ヒロインのドキドキとヒーローの無自覚が切なくて良かったです！このシリーズの兄弟は過去の経験が似ているので、何だかんだで似ていますね笑

最後がちょっと意外でした。乙女の一念岩をも通してしまいましたね。純粋で可愛いヒロインでした。

メディチ兄弟からのこちらのレンタル…。絵はとっても綺麗ですが違う作家さんなのでイマイチ同じ兄弟の話とも思えなくて…。盛り上がりなく淡々と終わった感じ。

セットで購入。緒形裕美先生がコミック化した『メディチ兄弟は罪作り』シリーズの前日談で、今作のヒーローの復讐ターゲットにされているマックス・デルーカと妻リリーは姫木薫理先生がコミック化した『億万長者からの招待』の主人公カップルですね。今作ですが他の方々も仰っているようにちょっと引っかかりがなさ過ぎるなあ。

絵柄は綺麗で丁寧に描かれていますが、残念ながら面白くありませんでした。ヒロインの古臭い髪型も、好きになれませんでした。ゆるいウェーブは、パーマがとれかけた様なだらしない印象で、仕事のできる秘書というイメージからほど遠く感じました。ヒロインのモノローグが多いのも、あまり好みじゃありませんでした。生い立ちが悲惨なヒロインの場合、読む側としては同情したくなるのですが、なぜかこのヒロインに対しては全くそういった気持ちが起こりませんでした。そして、ヒーローの顔の表情がほとんど無いところも気になりました。ヒロインは、ヒーローが会社に現れた瞬間から結構のぼせ上ってましたが、そこまで惹かれる理由が解りませんでした。最終的に、このお話には何も心を動かされることもなく、淡々と読み終わってしまいました。

それぞれに思惑があって近づいたけど幸せになってよかったです