レビュー一覧

同漫画家作品の「響子と父さん」の響子さんの妹が主人公のお話。大学生のヌルい日常を描いた漫画。夢も目標も見いだせない若者達と一緒に、主人公はアーティストの道を模索中。まぁたまにはこんな漫画もいいかなーって感じで読めます、個人的には「響子と父さん」のが好き。「響子と父さん」のノリを期待して読むなら読まなくてもよいかと。僕も若い頃から目標と夢が明確にあればなぁと一瞬だけ思いました。

何と言っても「駄サイクル」。駄サイクルという言葉はこの作品で初めて出てきた言葉で、これはとても凄いと思います。話自体は色々焦点が合ってないし結末もぼやっとしている気はしますが、これが青春で日常と言われればまあそんなもののようにも感じますし、他の作品でこの漫画家のかたの語り口に慣れていてそれが肌に合っていれば楽しめることは楽しめるのではないでしょうか。

何も恐れるものが無かった学生時代。特に寮住まいだったあの頃の、自由奔放な生活を彷彿とさせる作品で楽しめます。

ごく普通の大学生ですが本人達はオリジナルの人生歩んでるんだな。

大学生だからこそのゆとり有る時間軸の中での生活感が楽しめました。社会人になったら世話しなく時間に追われてあっという間に一日が過ぎて行く毎日です…。

それ町が好きで作者買いほのぼのなようでいて時折スパッと切られる感じが好き

石黒先生にはまった人なら必ずしも読んでおかなきゃいけない作品！裏切りなしだと思います。

おもしろかったです。イッキに読み切れます

大学生活を経験した人ならば多かれ少なかれ共感できる内容なのではないでしょうか。某アーティストが歌い上げたような、だらっと続く日常と、そこに容赦なく切れ目を入れていく非日常。あのとき感じた何とも言えない気持ちが蘇る一冊です。

なんか評価低いのが信じられない。私は友達数人にオススメしたよ。特に思春期過ぎあたりの子に。大人でも、自分が何者なのか考え込んで動けなくなってる人に絶賛オススメします！！作風が軽くて深い！絶妙のバランス！！！大好き！