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入荷予告の時点で買おうと決めてました。もうこれは心臓を潰しにかかってますね…とにかくずっと読んでいたいと思わせる一冊でしたそして続きが気になってしょうがないです
3巻まで読みました。私の中でBLというジャンルへの意識が大きく変わった作品です。この世界観にあまりにもドハマリしすぎて、何を書いても軽いレビューになってしまいそうでレビューを書くのさえ躊躇するほどでした。内容自体は軽くサラッと流せて読めるようなものではありません。矢代の生い立ち、性癖、極道という舞台、百目鬼やサブキャラそれぞれの思いなど・・・とても深い作品です。2日に1度は1巻〜3巻まで通しで読んでいるほどハマっています。もうセリフとか表情とか暗記できているレベルに達しています。丁寧なストーリー展開なので、「ストーリーはともかく濡れ場ばかりじゃんじゃん出てくるのが好み」の方には向かないかもしれません。しかし、「まずストーリーありき」という好みの方にはとにかくお勧めです。BLとしてのストーリーとヤクザの抗争というストーリー2本立てで構成されているお話ですが、なにしろ設定がブレず内容に矛盾がないので安定して読めます。ゆっくりながらBLとしての矢代・百目鬼のお互いの意識の変化もはっきりと感じられる。「ゆっくり」がじれったい方もいるかと思いますが、この作品では「ゆっくり」であることが重要なのです。矢代も百目鬼も傷ついた過去を持ち、お互いの存在でお互いが再生するお話なんですから。淫乱なはずの矢代が3巻も終盤になってやっと百目鬼の前では恥じらうようになるのもたまりません。この作品の重さとヤクザという世界から、2人のハッピーエンドとはどのような形になるのか想像がつきませんが、二人が心から幸せになれることを願っています。ヨネダさんの他作品は優しいハッピーエンドが多いので、そのようになることを祈るばかりです。4巻は1年か1年半後くらいなのかな?待ちきれず雑誌の方も購入してしまっていますが・・・。というか、この作品が好きすぎて電子で購入した他に単行本も購入し、ドラマCDまで購入してしまいました。ちなみにドラマCDはほぼ原作通りで声優陣もドンピシャのキャスティングなので、聴きながら読むと悶絶しますwとにかく、この作品を読んでからちょっとやそっとのBLじゃ物足りなく感じてしまうようになってしまいました。この作品に出会えて本当によかった!
今回もこれまでのヨネダさんの作品がお好きな方なら安心してお薦め出来る素晴らしい安定感です。私はSM設定が少し苦手なのですが全く問題なく読めました。M気質だけでなくS気質も併せ持っている二面性も良かったです。ヨネダさんの作品の特徴かもしれませんが、細やかな人物設定をうまい具合に雰囲気と会話で盛り込んでくださり、説明的になりすぎず厚みのあるお話しに。また、理性的に感情が綴られており感傷的すぎる心理描写も少なく、変に少女漫画チックにならないからこそたまに感情的になった部分がより際立つといった感じで小説や映画を見ているような感覚に近かったです。最初は表題作とリンクした番外編のようなお話で、あれ?と思ったのですが全部読んでからもう一度読み返すと、また違った感覚で読めるので、なるほどもし掲載が先でなかったら作品そのままの良さを見れなかったかもなと思いました。続きも楽しみにしてます!
星五つじゃ足りません。この方の作品、本当に無駄が無いなと思わされます。流れもセリフもキャラも、無駄に感じる瞬間が無いのです。好みは其々なのでダメな方もいらっしゃると思いますが、ヨネダコウさん独特の世界観、引き込まれる事が出来たなら幸せだと思いますよ。
濃いぃー!!ページの中の情報量がハンパないです。そして人間がにわかっぽくなくて、皆、生々しく生きています。過去が暗いしみんな屈折してるけど、どんだけドロドロしてても根っこのところが(きっと)ピュアなんですよね。だから読んでいられるというか。匙加減が絶妙です。癖になりますね…。その、私は、表紙の人がかわいくて危うくて、ハラハラしてます。あまりハードにしすぎて身体壊しちゃわないでーと心配しながら読んでます(笑)爽やかキラッキラなBLをお好みの方には向かないかもしれませんが、もし迷っているなら読んでみることをオススメしたいです。新たな世界の蓋を開けることになるかもしれませんよ。
いくらヨネダコウさんでもヤクザ、SM、淫乱は無理。まず表紙からしてヤバそうだし。と、しばらく敬遠してましたが実際読んでみると今まで読んだBLの中で1番好きだと思ってしまうぐらい素晴らしい作品でした。設定や絵の好みなどで食わず嫌いしてる方がいたら損してると言いたいです。内容は結構ハードな部分もありますが何度も何度も読み返したくなります。微かな表情の変化や独特の間が読み込むほどに響いてきます。激しく心を掻き毟られるような、それでいてじわりと暖かくなるようなとても深いストーリーだと思います。キャラクターもメイン、脇役それぞれがいい味出しててどれだけ歪んでてもどれだけ荒々しくてもみんな根っこの部分が純粋だからかどんどん愛しくなってきます。特に主人公。作中に綺麗だとありますが、確かにどんな生き方をしててもこんなに純粋で気高くて美しいと思えるキャラクターは他にいないと思います。ですがそれ以上にとても可愛いです。彼の幸せを切に願わずにいられなくなります。全然リアルじゃないのに何故かとてもリアルに感じてしまう。こんなストーリーとキャラクターを生み出せるヨネダコウさんは本当に凄い方だと思います。他の作品も好きでしたがこの作品を読んで改めて大ファンになりました。未読の方はぜひ。読んで後悔はないと思います。
読み手の私が、息苦しくなって簡単に水面に上がって空気を吸おうとするのを、ぐいっと足首をつかんで引きずり戻す吸引力。まだまだだ、そんなに簡単に楽になれる世界じゃないんだ、とストーリーを追うほどに思い知らされる。幸せという軽い空気など一ミリも存在しない水底で、男たちがうごめく。BLはハッピーエンドが原則と聞くけれど、もうどんな終わり方しても、矢代や百目鬼らが納得できる生を送れるならそれでいいや、とまで思った。
いやもう、すんばらしいですね。ボーイズラブじゃないですけどね。メンズラブですかね。ヨネダコウと言う作家さんは、どうしてこうも人と言うものの内面を書き出すのが上手いのでしょうか?これはもう才能なんでしょうね。心の奥深くに傷を作って、それを癒すことも出来ず自分の一部として、飲み込んで生きていく人達。傷持つ男同士が惹かれあい、求めあう姿は本当に切なく、そしてエロいっす。いやー、ホモはいい!(腐)もー矢代と百目鬼の今後が気になって気になって、うがーっ!ってなります。百目鬼立て!男になるんだ!
はぁーー良かったーーこの人の話はほんとじんわりきます早く二巻が読みたい!初めの話は傷フェチの医者が友人のやくざに呼び出されていってみるとやくざの部下を血祭りにあげてる狂犬のような男にあうやくざはその男をヤクザにスカウトしてるそうんでその狂犬のような男の面倒をみるはめになるんだけど・・ほんといい感じでしたでもこれは次の話への前座みたいなもんなのかな話の置場所もうまいこれ最後まで読んでからもう一度みるとこんどは矢代目線で見ちゃうからまたいい!2話はドMのやくざの方の話ほんと良かった冒頭では前出の医者と狂犬がいちゃこらこくとこから始まるんだけどやくざはそれをカメラで覗き見してるのね(笑)屈折してるなぁやくざのとこに無愛想な新人が入ってくるんだけどそいつになぜかひかれちゃうでも自覚してないんだけどねそれもその新人イ○ポやくざもドMなのにSんで3話目これ読んでからもう一回読み直すとまた切ない高校時代の矢代と影山の話なんだけどこの頃からもう矢代は自分がそういう性癖だってわかってるでも恋はしたことないそういう男が初めて恋を自覚したとき初めて孤独を感じるんだよねすごく切なかったとにもかくにも文句なしの★5ただちょっと痛々しい場面があるのでそれが大丈夫なら早く二巻が読みたい!
うあーなんだコレ!?レビューも高いしよく宣伝も見るけど読む気なかったんですよ。だってやく○だもの。きらい。でも3巻でたところで、いい加減宣伝うるさくて読んだら・・何・・これ・・かっこよすぎる・・。やくざの様式美ってすごい。かっこよすぎ。上質のスーツ、上質の靴、完全なる縦社会、刺青、たばこ、金、セックス、暴力・・日常では触れることのない様式美にがくぜんとしました。いかついやくざの中で、三つ揃えを着た矢代のキラキラしく華のあること。立ち姿の美しいこと。まるで異質。矢代だけではありません。背筋のピンと伸びた百目鬼や若い舎弟たちの立ち姿のきれいなこと。小首を傾げて舎弟がたばこに火をつけるとこ。上目使い。竜崎とのけんかですらめちゃかこよい。ってか、やくざの喧嘩なんてそれ自体が様式美なんだね、かっこよすぎる。喧嘩が強い矢代に百目鬼。矢代が危ないときはすかさずフォローに入る百目鬼(すごいかっこいい)実はめちゃ喧嘩が強かった百目鬼。矢代が銃で撃つときはすごかった・・あの決断力の速さ、頭の回転の速さ。かっこええ・・。そして、灯り。夜の街の灯り、部屋の灯り、風呂場の灯り、映画館の灯り・・。好きだわー。ほんとに好きです。ほんとにきれいです。絵がうまいです。デッサンが狂ったら多分冷めちゃうけど、うまいわ。難しい角度ばっかり書いてるのに、すごいです。だから自然にストーリーが入ってくるんですよね。何気ないしぐさにも美しさがいっぱいです。たばこ、電話、ベッドに横たわる。ひとつひとつが最高にかっこええ。好きです。吸いつきのいい名器みたいに、はまってしまいました。矢代も百目鬼も愛おしい。矢代が義父に犯されて傷つかないなんてことはない。受け入れることで無意識に自分を守ってきた。百目鬼が矢代を綺麗だと思うのわかるな。大人の汚い欲望が自分や家族を打ちのめしてすべてを変えてしまった。でも、同じ境遇にあった矢代は、痛々しくもしなやかに美しく生きている。強くて優しくて綺麗・・。これは百目鬼だから見える矢代の真実でしょう。ああ、マジぼれした奴は切っちゃう矢代。どうするの?どうか二人で幸せになってね!!二人でだよ!!
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入荷予告の時点で買おうと決めてました。もうこれは心臓を潰しにかかってますね…とにかくずっと読んでいたいと思わせる一冊でしたそして続きが気になってしょうがないです