レビュー一覧

広告に頻繁に出てくるので読んでみましたが、損した気持ちです。ラストで大どんでん返しが来ることを期待しましたがそれもなく、結局ただのBLかよって感じです。素人の同人誌並みの絵とストーリー。ただただ気持ちが悪いだけの作品でした。星一つ付けるのも勿体無い。星なしにしたいです。

平凡ですが、面白かった・・・の一言に尽きます。性別倒錯モノが好きなので、結構いろんな作品を手当たり次第チェックしてますが、この作品は個人的ランキングでもかなりの上位に入ります。女装男子作品に手を出す読者から見て、美味しいと思う展開は大体総なめしている感じです。ただ、エロい絵はほとんどなく、某ジャンプならそのまま掲載問題ないレベル。一巻を読み終わったらそのまま６巻まで買い、本当に最後まで一気読みきりたくなります・・・というか読みきりました。キャラはかわいく、男たちはちゃんと男臭い。（除：主人公約一名）同人レベルとはいえ一応漫画にかかわっていた身から見ても、丁寧に描かれており、絵の崩壊とか変わりすぎてイメージが・・・みたいな心配は皆無です、安心して読めます。全部読んだのに、ベッドで眠るまで眺めるためだけに、書籍でも買ってしまいそうです。無料サンプルで、絵柄に抵抗が無い人は是非、一巻をお勧めします。主人公を可愛いと思うならば、恐らくかなり高い可能性で、気がついたら６巻まで買ってますよ。素敵な作品をありがとうございました。

ネタがありきたり。30年前の漫画で大ヒットした「ストップ！ひばりくん」や数年前にアニメ化済みの「まりあ✚ほりっく」など、何番煎じなのかなぁと。絵もデッサンが不安定で気になってしまうシーンがいっぱいで、最終巻も予想通りの展開。読み始めたので全巻読破しましたが、高評価はお世辞にもつけがたい＞＜

なんとも可愛い美少女少年藍川ちゃんとそれに翻弄される主人公とアホほえましい周りを最終回まで自然と楽しく見守っていった感じの話でした。ゆえに急展開や秘密などのストーリー性は皆無。普通あるはずの差別や偏見などの暗い面は全くなく、みんな好意的で百合や兄妹愛？などなど禁断ずくしですがそれゆえの葛藤の描写もライト。けれど感じるはずの軽すぎる感を感じないのは作品の雰囲気を好きだからでしょう。マンガゆえの都合のよさが気になる人は向かないでしょう。そこにリアルを求めてはいけません。ほほえましさを受けとるための限定的な世界なのですから。しかしそういう話にありがちなぐだくだも蛇足感もなく、かといって物足りなさもなく自然に落ち着く所に落ち着いて満足した感じでした。しばらく余韻で楽しみます。

面白い。この一言に尽きますかね。ギャグ要素が割と多かったので。百合率が高く、近親相姦を思わせる部分がある作品だけど、根底はやはりメインの二人。同性愛など非日常の事が苦手な人にはお勧めできないかも知れない作品です。さて、内容ですが、キャラが何よりも個性が強く、面白い。淡々とペースも良く、読みやすいかと。女装する男の子、藍川。なっても良いけど別に女の子になりたいわけではない。曖昧な態度が多く、「え、どっち？」と、槙と一緒になって悩んでしまいました。けれど、収まった形は否定する方も居ますが、自分としてはアリです。純粋でそれ以下もなく、濃いわけでもない、単純に学生生活である、思春期の男の子たちの過ごし方だと思います。こんな曖昧な男の子が居たら、そら脱がして確認したくなりますわ(笑)後半になると、槙と藍川の行動がわかりやすくなりますかね。その後の事とか、もう少し読みたいかな…。と思いましたね。セクマイに関する事が多く、否定要素がほとんどないので良かったと思います。

この作品のヒロインは男の娘？です。自分が男であると宣言していますが、普段は女子の制服を着用しています。周囲のクラスメイトは誰もその事を問題にせず、ただヒロインを可愛い可愛いと持ち上げています。ヒロインは男女問わず人気のアイドルのような立場にいます。恋愛作品にありがちな「性への葛藤」などは皆無で、ひたすら主人公（男）とヒロイン（男の娘）との単調なラブコメが続きます。深夜の五分アニメを見るような感覚で、頭を空っぽにして読まれることをオススメします。

もう男でも女でもいいんじゃないの？ってくらい可愛いヒロイン？が、困ってしまうような、ちょっと嬉しいような、ちょっかいを出しまくり、それに振り回される彼氏？とのやり取りを、にまーって感じでずっと楽しんで読み進めました。私はこのぬるま湯につかるような感じは好きです。

サンプル増量されていたから読みましたけど、全然つまらなかった。ネタも古いし、絵も特に可愛くない。他の方のレビューを見ますと本当に女装男子だってこと。BLじゃん。ジャンルに書いてない。気持ち悪い。BLにしてもつまらない。

最終話まで一気に読み終えて、非常に良いプロットだと感じました。創作者側の評価が高いようですが、私も小説を書く身として、このシリーズは安心してお奨めできます。同性の愛情に嫌悪感を抱かれる方には難しいかもしれませんけれど（私も本来は余り好きではない）、魅力的な主人公2人の幸せを願いつつ読み進められます。絵柄や仕草、キャラクター性が男の子は男らしく、女の子は女らしく描写される中で、小悪魔ヒロイン（？）の魅力に読者は翻弄される。そして非日常的なカップリングに囲まれる違和感が、最終話の結びで「この環境だから、2人はこう動いたのか」と解決されます。ただ、ギャグはパターン化に過ぎたかもしれません。小説の研鑽を積まれた経歴から、本来シリアス寄りの作者さんなのでしょう。そのプロット力から、プロローグとエピローグが共にシリーズの白眉と呼べる存在として鎮座する様はお見事です。逆に中間部が見劣ってしまったのは少々残念でもありました。今からこのお話をクリックされる方は、じっくりと愛情を育んでいく2人の心の動きに、最後まで付き添ってあげて欲しいな、と、先人として切に願います。

この手のジャンルはひたすら男であることを引っ張ることになりがちです。私は男の娘なんて言葉が嫌いです。それは、女装は男を強調するためにするものじゃないからです。女の子願望のある方には少し辛いかもしれません。この作品も例にもれずそうなのですが、ヒロインの絆ちゃんがとにかく可愛いです。少年誌なので当然お色気はありませんが、えっちぃ想像をかきたてるようなエピソードが良いですね。イケメン主人公君とのイチャイチャが続くのですが、見ていて微笑ましいです。絆ちゃんを一目見て気に入った方なら買って間違いはありません。あなたのご期待に添える内容です。そう、あなたは桜舞う中出会った少女と恋に落ちたのです。