レンタル53万冊以上、購入138万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
私にとっては☆5でした。攻受交互に視点が変わってストーリーが進んでいきますが、今作はそこに受の視点でもう一つ、元カレ「東江」が頻繁に出てきます。この東江の人物描写が興味深く、受の真白とともに私も「この人は何を考え、何を思っているのだろう」と、とても惹きつけられました。攻の町田ももちろん一途で好いヤツではあるけれど、ミステリアスな東江は自分の仕事や生活に果たして満足しているのか、幸せを感じるときがあるのか、と気にせずにはいられない何かがありました。もしかして単なる喜怒哀楽が薄い性格なだけだったのかもしれませんが、とにかく東江の視点も少し読んでみたかったです。タイトル「彼が愛しているのは」の「彼」は真白なんだろうなと思う一方、「彼」は東江を指しているのかも。
大好きな作家さまの作品。挿絵もまた大好きな作家さまのもので、即買いでした。まるで映画を観ているような作品でした。最初は、町田くんが本当に軽い感じの遊び人で、セフレとして過ごしているうちに真白さんのことが好きになって、彼氏ポジ狙いなのかなとか思っていたのですが、まさかのインターン時代から!!というかSNSで見ている時から!!すごい!!途中の東江さんとの時間は少し切なく脆いような感じがしていましたが、まさかの事故死。。めちゃくちゃ真面目な人で、伯父への負い目とか結婚のこととかいろいろあったりして、東江さん自身辛かったのかなと。でも、真白さんは、町田くんに会えて本当によかったな…。。まさに町田くんの粘り勝ち。よく頑張ったなと。最後、もうちょっと読みたい!甘々なところ見させてください!という感じで終わってしまって残念ー!けれど、最後の真白の叔母さんが出てくるお話もよかったです。おだやかに時を過ごしている様子が伺えて、ホッとしました。間違いなくこちらの作品も何度も読み返します!!ありがとうございました!
好きな作家さんの作品というのもあるけど、最近(年のせいか?)怒濤の展開よりも、静かに時間が流れるような感じのお話がより好きになりました。
良かったです。ゆったりと穏やかな雰囲気で、じんわりと登場人物たちの愛情を感じました。主人公二人だけではなく、過去の恋人や、友人からも、それぞれの愛情を感じて、幸せな気持ちになりました。
作者様買いです。コンスタントに上梓されてありがたいです。今回も今回で心に染みるような純愛でした。セフレから発展して…はよくあるパターンですが、真白と町田のそれぞれ恋になっていく過程が相変わらず丁寧に展開されてました。そして、やはりなんと言っても元カレの東江は、主人公2人だけでなく読者にも薄暗く大きな影となって心に残る人物でしたね。真白が読み取った端々から推察するに、東江はあらゆることを諦めてきた人なのかな、と。人付き合いも諦め、進路なども諦め、意外と経験が少ないと思われた恋愛も、わざわざ住みにくい家に住んで人としての暮らしも諦めているような。でもどこかで救いを求めていて、彼もゆっくりと真白との時間がそれになっていったのではないか。間違いメールももしかしたら、その日はやはり何かあって真白とのメッセージを見つつ仕事をして間違えたのかも。真白は、何の約束もないことが不安だと感じていたが、諦め続けてきた東江からすると約束は却って不安になったのかもしれない。東江にとって真白は、明るい真昼のように賑やかで、静寂で闇な自分とは相容れないけど憧れてやまない光で、そうした光はいつもいつも諦めなければならなかったものだったのだろう。そして残念ながら真白は東江の諦観を覆すほど器が大きく強くはなれなかったのだ。などと主人公2人からはみ出して想いを馳せるほど深い印象を残した東江の視点のスピンオフはないのか!?と切望しつつ、しかしここまで自身の諦観と欲望を隠した彼の沈黙に敬意を表したい気持ちもまた強いので、過大な妄想をここに披露するに留めたいと思います。また後書きにあった作者様の書きたかったシーンとは、この男三人が邂逅するあの階段のシーンなのでは。こんな粋で男前な仕草をする人を、酷い男には仕立てられないよな、と思ったりもしました。
レビューを表示する
私にとっては☆5でした。攻受交互に視点が変わってストーリーが進んでいきますが、今作はそこに受の視点でもう一つ、元カレ「東江」が頻繁に出てきます。この東江の人物描写が興味深く、受の真白とともに私も「この人は何を考え、何を思っているのだろう」と、とても惹きつけられました。攻の町田ももちろん一途で好いヤツではあるけれど、ミステリアスな東江は自分の仕事や生活に果たして満足しているのか、幸せを感じるときがあるのか、と気にせずにはいられない何かがありました。もしかして単なる喜怒哀楽が薄い性格なだけだったのかもしれませんが、とにかく東江の視点も少し読んでみたかったです。タイトル「彼が愛しているのは」の「彼」は真白なんだろうなと思う一方、「彼」は東江を指しているのかも。