レビュー一覧

気軽に読み始めて、思いがけず凄く面白かったです。オカルトなのですが3人の可愛い女の子達の冒険と言った感じで、1巻目は一話完結が6話、2巻目はかなり内容が変わって主人公の生い立ちや一族が絡んで読みごたえがあります。登場するキャラクターがとっても魅力的で、怖さにユーモアと優しさが程よく入っていて、1チケットで読めるのはかなりお得です。続きがないのがとっても残念。

ただのホラーかと思って読み始めたら、しっかりしたストーリーがあって楽しめました。女の子達のバランスがいいです。ほんわかしている杏ちゃんが実はすごい影響力を持っていたり、ライバルがライバルじゃなかったり。無表情の翠ちゃんがかわいい。

いかにもなタイトルなので、これまで何度かカテゴリー検索で目にしても普通にスルーしてました。けれど、星数とレビュー。後は１チケットで読めるのが魅力で読み始めたらこれが結構面白い。もともとこの作家さん自身の妊娠から出産までを描いたマンガを読んで、その実力の程は理解していたので、話の進め方にも無理なくついていけました。出産マンガをの時にも思いましたが、登場人物と内容は飄々としているかと思えば、暑苦しいような感情も剥き出しにする。強引な展開が荒削りに見えるところもありますが、それはさほど気になりません。淡白なふりして熱血な、ちょっと面白いマンガです。読みたいですねえ、この続き。心も身体も成長し、強くなった３人の姿が見てみたい。

1チケットで最終巻まで読めるのでレンタルしましたが、なかなか読み応えがあり良かったと思います。

ついに出た「悪霊使い」の続編。ホラーをベースに徹底的に面白さを追求したシリーズだと思います。その面白さは廃病院の探検や洞窟からの脱出、超高層ビルからの落下やそれの恐ろしい地下など、私たちの期待する舞台に魅力的なキャラクターやアイテムを投入し、２巻からの強力な敵役の登場で３巻へ加速していく感じです。アイテムとは、タロットカードやお守りの人形など重要なものから、３巻の「持つ者の若さを吸い取り相手を切る刀」（当然桜が手に取る）の様な笑えるものまで小道具全般ですが、それらが巧みに使われているのも見所の一つだと思います。特に２巻ででてきたカラスの使い魔は絵も素晴らしいうえ、電子ロックもピッピッと解除し、物語をスピーディーに展開するのに一役かっている印象でした。キャラクターが好評なのは他のレビューで皆さん述べている通りと思いました。３巻では表紙のリボンの女子、霊感初心者の和音やその祖父、ヤラレ役（？）のみっちゃん等が登場します。和音はある思いからオカルトの術を度々使うのですが翠が近くにいたり結界をはっていたりするので、術が増幅されて思わぬ事件に発展し翠も「半分は自分の責任」と動かざるを得なくなります。それら好評なキャラクターが正当な理由で入れ替えられ、翠の体に姫の魂（かなりあやしい）とか、和音の中に翠の魂が同居など、縦横無尽な感じです。ここに、桜、杏、有馬の呪術師団が集結して死闘が繰り広げられ、本丸に乗り込んだ翠は呪いで心がボロボロになり真の姿はもはや人でないまでになってしまい、これをどうまとめるかが最大の見所です。　絵柄は主人公に特別に与えられた黒髪のディティールがセンス良く、やり過ぎでうるさくない丁度良さが魅力。２巻の水中での描写や３巻の地方の背景の美しさが印象に残りました。

読みやすく面白く出てくるキャラも好き。主人公がクールさの中に人間くささがあって可愛い。

この人の漫画結構好きだけど、残念。この作品は未完です。ていうか打ち切りかな。面白くなってきたところで終わるので、買って読むのはもったいない。レンタルでいいと思います。

「姉は危険な病院に妹を呼びつけて目的達成したら放置？妹が無事脱出するまで誘導して守れよ！」「過去を変えること、未来を伝えることは禁じ手では？」とツッコミはありますが、面白い。選択を誤ったら死ぬ。閉塞感。絶望感。緊迫感。テンポもよく引き込まれます。

3人のキャラわけがしっかりと出来ていないため、「そうそう、ここはあの子の出番だ！」と、感情移入できない。なので問題が解決しても、しっくりこない。

続いて欲しい！登場人物がそれぞれ魅力的で、ホラーな中にも救いがあって暗くなりすぎず、戦いの爽快感もあり、1チケでこの内容はお得でした！姫可愛いなー。クネもいいなー。そして何より桜がいいなー。最初の登場絶対雑魚キャラだと思ったのに！もう一度読み返したくなる作品です。