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おもしろかったです誘拐からの恋どきどきしました(笑)
この作家さんの『緊縛』が好きで、こちらのあらすじも読んで私好みだったので購入しました。買って正解でした。とても感動しました。手錠を使った恋愛モノって下手すると安っぽいポルノな感じになりそうなのに、このお話は傷を抱えてそれでも何かを求めて生きてきた人間の切実な純愛の物語でした。松浦と裕司の過去、傷、そこから足掻き求めるもの、そういったものがしっかり描かれており、なぜ2人がお互いに惹かれていくのかが痛い程伝わってきます。裕司が松浦への想いを自覚する場面で泣いてしまいました。毛利の存在も良い。読み応えのあるお話です。もっとたくさんの方に読まれて評価されると良いなと思いました。
閉ざされた場所、3人の登場人物、限られた時間。その中での心理劇が非常にスリリングだった。
あまり心理描写はなく、なぜかお互い引かれあって、あっさり両想いになり、展開の早さに読者はおいてけぼり。
すごく良いって訳じゃないけど心惹かれる作品です。ストックホルム症候群系ってそんなに好みじゃないんですがこれは自然と受け入れられました。登場人物も人間味があってよかった。
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おもしろかったです誘拐からの恋どきどきしました(笑)