レビュー一覧

アビーグリーンらしいお話でした。政略結婚から逃げ出したいヒロインと政略結婚こそがベストな結婚の形と最後の最後まで思い込んでたヒーローの話に最後まで一気に引き込まれました。ヒーローが無理矢理結婚に引きずりこむ過程は強引過ぎてヒロインと一緒に逃げ出したくなったり、その癖初夜の儀式(笑)は我慢強く待ってくれたりと読み手を惹き付けます。最後にアビーグリーンのヒーロー独特の大反省＝ヒロインの気持ち大尊重の行はウルウルきました。エピローグもちゃんとあって大満足でしたよ！

ロマンチックで素敵でした！

アビーらしい作品だと思いました。ふたりの、特にヒーローがヒロインに惹かれるのを素直に認めていくところが好きです

他の作品にこのお話のヒーロー、ヒロインが登場していたので、読み直しました。ヒロインはヒーローから逃げよう、逃げようとしますが、ヒーローは愛はないと言いながら、ヒロインを離しません。途中から実は両片想い？みたいになっているのですが、お互いに自分の気持ちを素直に出せず、相手の気持ちを誤解します。アビー・グリーンが好きなのはここからで、ヒーローが頑張ってくれるところ。ヒーローヒロインの愛を乞うところが大好きです。

ヒステリックなヒロインだった。うるさいよ。と思いながらやっと読み終えました。疲れた。。。

両親への経済的な援助を受けるためにヒーローの許嫁に決められたヒロイン。よりどりみどりの女性にモテていて、歳の差がある自分との結婚をなぜ、ヒーローが受け入れるのか、ヒロインは理解できずに21歳になったときに、彼が迎えにくるも拒絶するが、ヒロインの両親の債務不履行などの事実を伝え、ヒロインがヒーローと結婚することが、両親を救う唯一の手段であると説得し無理矢理、連れ戻され、結婚することになる。実はヒーローは、若い頃、駆け落ちをするつもりでヒロインとの婚約を破棄するほど、夢中になっていた女性がいたが、ヒーローの父親が亡くなり、彼の会社が傾きかけたときに、その女性は、ヒーローを捨て、別の男性の元へ行ってしまったという事実が、ヒーローを愛を信じない男にしてしまっていた。ヒーローは、愛は信じていないが、いつかは自分も妻を娶らねばならないし、その相手がヒロインのように賢く、物怖じせずに自分に立ち向かう女性であるほうが、退屈しないし、面白いと考えていたが、どんどん、深みにはまり、ヒロインが気になって仕方がない最後は、お互いに気持ちを確かめ、もう一度、結婚を申し込み、めでたしめでたし。ただ、ヒロインの両親が自分たちの借金のために、当たり前のように、自分の娘を花嫁として差し出すのと、ヒーローの父親も億万長者ではあったが、人間的には、クズだったので、⭐マイナス1にした。

過去にいろいろあったヒーロー。なので愛のある結婚は求めず、両親の冷めた関係を見て育ったヒロインは 祖父母のような愛のある関係を望みます。そんな2人の政略結婚ですが すったもんだありながら最後はお互い 初対面から惹かれていたんですね〜。素直に告白してハッピーエンド。ですが、そこまでの過程ややりとりなど 丁寧に描かれていて良かったと思います。

独立心のあるヒロインが、政略結婚によりヒーローと結婚。その後の展開は作者らしく紆余曲折ありますが、ラストは一気に展開していきます。エピローグがあったのが嬉しかったです。