レビュー一覧

最初はわりと面白いですが、大体同じパターンのようなので、2巻までにしました。飽きずに何冊も読める感じではなかったです。

新人がいきなりカウンターやったり、レファレンスを行ったり、地元で慣れ親しんだ図書館かと思えばそうでもない…こんなに緩くお仕事してお給料貰える司書のお仕事なんかあるのかな？と思えました。司書の仕事を知らない人に誤解与えそうなファンタジーです。司書という仕事への理解の無さに不快感を覚えました。

図書館の司書が主役っていうところは、とても新鮮でした。ただ、ところどころ絵がかなり崩れるというか、雑というか…。良く言えば味なのでしょうが、正直「落書きかな？」ってくらい崩れているところもあり、途中で読むのやめたくなりました（笑）。そのせいでストーリーが頭に入ってき辛かったです。

老若男女問わず利用される図書館の姿が見えました。一人ひとりに向き合ってこそのサービスだな、と感じました。

図書館って良く利用する人と全く行ったことがない人がいると思います。私の町では数年前に建て替えがあり私には場所的にちょっと不便になってしまってから数回しか行けずにいます。作品ではレファレンスを多く取り上げていましたがこれほど利用している人がいるのでしょうか？図書館=本を借りれる場所と言う認識でしたがそれだけではない地域での役割もあることを知ることが出来ました。此れからの季節は家に閉じ籠る時間も増えるので読みたいと思っていた本を探しに図書館に出掛けて見るのも良いですね。(*^^*)

図書館のレファレンス、初めて知りました。謎解きのような面白さがあります。主人公はちょっと抜けてる感じで、最初、もっとしっかりしてよとイラッとしてしまいました。あっさり読めますがあまり心に残らなかったな。

おもしろい！お困りごとの解決なら、探偵やホテルのコンシェルジュなど設定が考えられますが、図書館司書にもこういった業務があり、いろんなお客様（図書館利用者）の人生がストーリーに絡んで、大変楽しく読めました。1話完結だし、ドラマ化してもよさそうなのに。

相手の気持ちに添う、主人公の姿勢に泣けてきます。夜明けと暁(月)がかかってるのですね。

とてもステキな作品だと思います。ただ、良くも悪くもサラッと読みやすく、一話完結ものなので、続きが気にならないので、購入してまで読みたいとは思わないかな？絵はきれいでしたよ。

最近はネットで予約して取りに行って返却して…と図書館の滞在時間はわずがなことばかりでしたが、図書館の棚という棚を気ままに見回りする楽しさを思い出しました。効率よりも、自分にとって尊い時間が過ごせたらそれでいいんだよね、と、読んでいて肩の力が抜けるような、そんな作品でした。素敵なお話を読めて嬉しかったです。