レビュー一覧

丁寧な描き込みに毎回感心するとともに、毎回エロシーンの艶っぽさに感動します。お話の作りも丁寧。花にちょっと欠けるかなあと思うけど満足。とにかく完成度が高い作品をコンスタントに描かれてる作家さんだと思います。

サンプルの着衣からは想像できませんが、最初のお話の主人公は薄づき筋肉フェチとのことで攻めが美しい躰を披露してます笑。それなりに葛藤とかもありつつ、重さは全くないのでさらりと読めます。村上佐知さんスキーなら（あんなにポワワン乙メンではありませんが）気にいると思います。エッチシーンはこれまで読んだ電子書籍では一番修正少なくてイイ！！です。コミックに忠実なのではないでしょうか。というより、他の作品が修正され過ぎで泣。下手くそなホワイトは興ざめします。ヤメテくれ～！アノ部分の描写もはっきりしていて、しかも不自然ではなく巧いです。毛も書かれてますがサラッと美しい笑。約半分はスイッチ入ると積極的になるパティシエ受とワンコ攻め、ハピエンです。最後に番外編もちょこっとですが入っててホンワカ。後は短編が四話かな。それぞれ軽いですがつまらなくはないし、画も綺麗で安定してます。全体的にゴツすぎず、オトメ過ぎずバランスが良い。重いのは気分じゃないけど絡んでて欲しい。という時にはオススメです。でもあくまでノーマルなエッチですけど。受けの反応がいいので私は満足かな。絡みの話ばっかでゴメンナサイ。

最近作者買いするうちの1人です。いつもながら綺麗な絵で読みやすい。ほぼ黒髪受けで、大好きな私にはたまりませんでした。エロシーンも絵に似合わずだいぶ濃厚。この方の絡みの絵好きだなー。ただ、短編集になってるのでストーリーを重視される方は物足りないかもしれません。シリアスなものはないので、さらっと読みたい方にオススメ。

ふはー！華美だったり奇抜さは確かにありませんがポヨンのほほんとしてるお話の運びだったりキャラだったりの割にどエロいってゆーこのギャップがね、堪らんのですよ。ストーリー的な厚みがないのが残念に思うにで短編集じゃなく丸っと一冊健斗と智哉のお話だったら殊更良かったのになぁ！いや～しかし橋本サンの性描写の無駄にいやらしい具合は秀逸！

ビトウィーン・ザ・シーツを先に読んでしまったので、全てに於いて、やはりこちらは中途半端に思えてしまいますが、でも短編には短編の良さと言う物が…。そして、いつも思うのですが、どんな登場人物も顔がキレイでツボです。ケント曰くの「トモさんフェチ」ならぬ、橋本作品に対する顔フェチってとこかな。

エッチシーンは修正も少なく雰囲気もあっていいのですが、話の流れが不自然で説明文染みた台詞があったり、絵柄が落ち着かなかったりと読んでいて残念な漫画です。説明が長い割に内容が薄く、6コインで買うような物ではないと感じました。

設定もキャラもいいのにエロまでが早すぎ。短編という問題なのか、どうも釈然としないストーリーばかりでした。特に表題作はケントがトモヤが好きだと告白するまで、昔の恋人が来てからエッチシーンまでが唐突すぎて置いてきぼりを食らった気がしました。もう少し長くして一冊まるまるこの二人にした方が良かったかなと感じます。もったいなさ過ぎる。結局一番グッときたのは、エロがなくてキスだけの二話目でした。短編ではあれくらいの展開がちょうど良いかなと。エロ漫画ならエロをもっと特化させ、ストーリーを入れたいのならエロシーンに入るまでの長さが欲しいです。

表題作の「ほしあらし」が個人的には橋本あおい先生の作品の中で一番好きかもしれないです。攻めのワンコ具合も受けのツンデレ具合も程よい。（色々と物足りなさはあるものの）ストーリーもキャラも過去作の中で一番バランスが良いように思います。それでも「じゃあ他作家さんの色々な作品たちと比べるとどうか」と言われると、まあ…、もう少しストーリーを頑張って欲しいかなというのが本音だったりするのですが…(笑)というかツンデレ黒髪受けがお得意（お好き？）なんでしょうか。後に書いてる別作品の受けと見た目も性格も丸かぶり…いやいやここは突っ込んではいけないのでしょう。ここまで多くの読者が食いついてしまうBLホイホイな絵が描けるのだから、原作付きとか出来ないのかな？と思ってしまうのですが、そう簡単にはいかないものなのでしょうか。

短編集でそれぞれ丁寧なエロシーンがあります。表題作が大きなワンコ攻めでエロもよかったです！そこまで激しいすれ違いにもならずラブラブになります。

作者買です！それぞれ良いのですが、じっくり味わいたいので、星４つ。もっと長めの...まるっと一冊じっくり味わえるお話を！