レビュー一覧

ひゃ！ 汐見朝子さんてあの『マーガレット』の汐見朝子さんだったんですか。いえいえ、特集やってたのは気づいてましたが、てっきり別人かと。失礼ながら、もうかなりなご年配になるでしょう。私が件にこってた頃に戻せば、わたなべまさこさんや鈴原研一郎さんみたいな大御所的立場におなりなんでしょうね。ご活躍うれしい限りです。といっても正直、あの頃は、弓月だ、土田よしこだと、ギャグの方に夢中になっていて、汐見さんには余り感化されてなかったんですけど。そうです。確か、この作品のようなシリアスな家庭物を手がけておいででした。作品というよりも作者に対するレビューになってしまってごめんなさい。今昔の感から思わずペンならぬマウスをとりました。

懐かしい作者の作品でさすがのストーリー展開にわくわくして読みました。

昭和チックな不幸が不幸を呼ぶお話でした。でもストーリーはキチンとしていて、ドラマのようでした。好きな人と一緒にいることしか願っていない綾子さんが痛ましかったです。

ハッピーエンドではないとわかっていても、たま～に読みたくなる漫画家さん。火花散る男女の葛藤とすれ違い。ハマれば最高の相手なのに、、と焦れったくなるのもお決まりのパターン。2作目とも読後どっと疲れました。1作目は哀しい。2作目はいつの日かが来るかも、、。お子ちゃま感満載の漫画が多いのでたまには良いですね。