レビュー一覧

慈英の記憶喪失は全快したものの精神が2つに分裂しているよーな違和感に知らず臣にキツく当たってしまうことに思い悩む慈英、そんな彼の病中に負ったトラウマから逆撫でしないよう本心を曝け出せずつい萎縮気味になる臣、それに苛立ち焦る慈英の構図。悪循環極まりない展開です。そこに過去登場した変り者の三島が美少女(？)な男の娘ヒトツを連れてくることによってまたも大波乱が起きるのですが、この子かなり不思議ちゃんなんだけど純粋で聡く和ませてくれる存在で愛い。ハルヒさん作品に珍しく若干ファンタジックなキャラではありますがギクシャクした臣と慈英の潤滑油のよーな役割を果たしてくれてます。色々あった後に慈英から臣に告げられる『俺と死ぬまで絶対別れないと今すぐ誓って』は殺し文句ランキング上位入賞必至、慈英の穏やかなくせに病的なほど執着した甘い愛し方には腰砕け～、参りました(笑)

スゴく濃い～かったです。退院してから間もないあいだにいろんな事が起こります。三島が訪ねてきて女の子のような男の子（笑）を二人に預けて東京へ行き決着をつけるといって戻ってこられず...とか海外行きの話だったり、養子縁組が決着つかなかったりなかなかw。読んでる方は面白かったけど。臣さんと慈英をゆっくりさせてあげて！って笑。

慈英が記憶喪失からこっち、随分と人間味が出てきたなあと。二人の関係が変わっていくのに読み手もそうとうハラハラさせられましたが、新キャラくんのおかげで収まるところに収まってホッとしました。それぞれの覚悟。遠距離にならなくて良かったあ...慈英の執着は増してるし、それぞれの成長もちゃんと見えて、シリーズがながくなるとダレてくることもありがちだけど、それがない。毎回すごく新鮮でとても濃いです。大好き！

シリーズ一気読みしました。前のお話しの続きと新しいエピソード。しかも宗教がらみ。難しいお話だったなあと思います。作者の思いとは違うかもしれないけど、宗教にはまるひとの気持ちが少しわかるような・・・・。

このシリーズ大好きです。まだまだ続きそうで良かったです。

慈英の記憶が戻ってよかったです！慈英と臣さんの関係が少しぎくしゃくしていたところはどうなってしまうのか、ハラハラしましたが、無事に丸く収まってよかったです。

すごく面白かったです。スリリングでハラハラしました。フラッシュバックで、巨の過去がちらつくのも映画みたいで良かった。はぁ、次が気になる。シリーズ後半になり、ますます盛り上がつています。

慈英の記憶喪失は全快したけれど、違和感がぬけきらなくて臣にキツく当たってしまい悩む姿にヤキモキしました。慈英に本心を言えなくなってしまった臣も凄く切ない。三島がヒトツを連れてくることによって大波乱が起きるけど、ギクシャクした臣と慈英の間が変化していきます。色々あってやっとラブラブに戻るのでほっとしました。

前回の記憶喪失から戻ってきたけどまだラブラブには遠くてモヤモヤしました。やっとラブラブに戻って良かったです。

臣さんの内に秘める思いが本当にせつなくて、胸を締め付けられました