レビュー一覧

参りました(__) 苦しんで別れた二人のお話は、再会から始まりました。男は女に未練を感じ、女は苦痛と息苦しさと悲しみと肉体的な悦びを感じた事も忘れられず、逃げ出した過去の中でモガイテいました(^_^;) 肉体的に惹かれ合う二人の営みは直ぐに戻り、再び忙しく出張するヒーローの世界に振り回される予感と、過去の苦悩の間でヤルセナイ想いに涙し、ヒーローに不信感しか抱けないヒロインの姿を、切ないまでによく描いています(^O^) 一方、かつてのヒーロー同様に、ブルドーザーの如く、周りを惹き付け、思うがままに、公私共に進むヒーロー。この二人が上手くいくワケがないと、とても思うし、ヒロインの気持ちや切なさに胸がジンジンし始めた頃から、展開が始まります(*^^*) あとは、作品に置いてきぼりを喰らわぬ様に追いすがるだけです(^_^;) そして、気が付けば読破してました(^_^;) 何か、かなり振り回されたハズなのに、ナゼかナットク出来ていて、でもちょっと残念なアッケなさ(・・;)物足りないワケではないけど…、何か、シテヤラレタ気分でもアリましたけど、丁寧に描いているけど、ヒーローの押しの強さがキーにしてしまった私には、ちょっと違和感の感じられた終り方でした(^_^;) とは言え、お互いに相手を思いやる事の足算、引算を学ぶ為に払った代償の大きさが、二人を共に成長させた、って感じのお話だと思います(⌒‐⌒)