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意味不明なモテ方するチャラい人ｘクソ真面目男子高校生。出会いこそ隕石衝突未知との遭遇だったかもしれませんが、ふたを開けてみればお互いに尊敬できる部分が見つけやすかったのかな。昨今珍しいレベルの真面目な巴くん、人によっては損だと考えちゃうかもしれないことを損とも思わず一生懸命な姿勢は知れば知るほど好ましいもの。自身が適当に生きてきた自覚がある人ほど惹かれやすいんじゃないでしょうか。そんなクソ真面目で裏表とか偽りとか建前とかなさそうな相手から受け取る素直な賞賛の言葉は、作り手という立場の人にはとてもよく刺さるんではないでしょうか。彗との出会いを巴が隕石墜落だと感じているのならば、彗が感じている巴との時間は流星群でしょうか。小さい衝突の繰り返し、やがて連鎖的に大爆発を起こし…。作品を生み出す立場の人からすれば、生み出した作品たちは言葉や感情という形のないものを物体として表すもの。そこに乗せる感情が「惚れた」というものであればそれは最早ラブレターと同じ。よれっよれになり何度もお花畑に突っ込みそうになりながら完成したラブレターを自信満々に巴に見せた瞬間にド緊張する彗、見せるまではわくわくとか楽しい感情が勝ってたんだね〜と。そんな全身全霊を込めたラブレターを見せられて落ちない人はあんまりいないんじゃないかな、特に相手に好意を抱き始めているのなら。彗にとっては初恋なんじゃないかな。初めて描きたいって思ってしまった天変地異なんですもの。酒屋の店内を溜まり場のようにしてしまっている女子大生たちに多少モヤっとしますが、目の前で絶対入り込めそうにないラブっぷりを展開したのは良かったかな、いや良くない。お酒の一本でも買っていきましょうよ。坂井のおっちゃんでも大瓶三本買ったんですから！

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