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純文学を漫画に落とし込んだかのような作品読むことで自身の過去の失敗や後悔、過ちなどを思い出して辛くなる人もいると思うでもこの作品が世に出ることで救われる人もいる少なくとも自分は、痛くて辛くて悲しかった日々を振り返るきっかけになった個人的には大傑作です
最近漫画を読んでなくて久しぶりに何か読もうかな、と通知をみてたら3巻の通知がきていて知った漫画。予備知識なく読み始めました。『押見修造に幻滅せよ。』このコピーを考えたのは編集担当さんでしょうか、先生御本人?本編を読んだあとにこの文に気付いて内臓をきゅっと掴まれたような感覚に。押見先生の作品って作者の体温が濃く混じってる感じはするのですが私自身は具体的に本人の背景を知ろうとする性格ではなくあまり想像したこともなかったので『瞬きの音』は一巻を読むだけでとてもパワーが必要でした、作画も相まって引きずり込まれる感覚になります。今までの作品がお好きな方ほどダメージ食らうかもしれない。そしてあまり自己投影するタイプでもないのに3巻のあるシーンが自分と重なってものすごく嫌でした、目を逸らしている自分のある部分を突きつけられたような。でもこれは私の体験ではない、押見先生の思考。なのに私この作品最後まで読めるかなぁ…という気持ちに。完結を楽しみにしてます、というより逃がしてもらえないようなそんな気配を感じつつ自ら手を取るでしょう……。4巻を待ってます。
押見修造先生の血の轍からハマって先生の作品を読み始めました。この作品は連載始まったことを全然知らなくて、終わってから一気に読めたからよかったです。血の轍は実話か?と思って読んでいましたが瞬きの音の方がより実話に近いのでしょう。心の中でお父さんお母さんを殺した、と瞬きの音の修造は言っていましたがその言葉通り、血の轍ではお父さんもお母さんも惨めな老後を送り、亡くなっています。両親はそれぞれ、修造を自分の型にはめようとしてきて、子供からするといわゆる毒親と言えるでしょう。お金を稼いだり身の回りの世話をして養ってくれてはいますが修造の心は死んでいました。いとこも死んだのは修造のせいということになっていて、血の轍で主人公は少年院に入っています。(記憶で書いてるので正確でなかったらすみません)出所してからもパン工場で夜勤をしながら自堕落な生活。離婚してボケたお母さんと再会し、最後、シモの世話をしながら看取ります。お父さんは息子が殺した、いとこのために慰謝料を8千万円払い、不器用なためか主人公である息子とも疎遠で、最後は久しぶりに息子と居酒屋で盃を交わしますがお互いに会話は少なく、お父さんもその後、急死します。修造は安アパートで本を読ん毎日静かに過ごすラストです。あまりにリアルな話なので血の轍は実話かと思いましたがそれほど何回も、両親やいとこ家族の不幸な結末を想像し、頭の中では殺していたのでしょう。瞬きの音ではより事実に近い修造の家族が描かれていると思います。自分の苦しい過去をリアルに描くのは大変辛い作業であっただろうと思います。お金を払う価値があると思います、瞬きの音、ぜひ読んでみてください。
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純文学を漫画に落とし込んだかのような作品読むことで自身の過去の失敗や後悔、過ちなどを思い出して辛くなる人もいると思うでもこの作品が世に出ることで救われる人もいる少なくとも自分は、痛くて辛くて悲しかった日々を振り返るきっかけになった個人的には大傑作です