詳細検索
レビュー一覧
雨の皇子と花の贄
4.9
9件
-
5
-
4
-
3
-
2
-
1
- 未購入レビューは星の評価（★）の対象外となります。
-
2025-05-10
タイトルに惹かれて購入しました。重い過去をケラケラと明るく話す主人公が素敵！まるで漫才か？！と思うような場面もありシリアスさと楽しさのバランスがちょうどいい塩梅です。これから佳境に入っていくと思うけれど、この明るさで乗り越えてほしい。続きを楽しみにしています。
Renta!で購入済み
参考になった
レビューを表示する
合冊を待っていました。両親が亡くなり、龍の贄として、悪い司祭に育てられたよひら(紫陽花の意)は、芯が強く前向きで、優しくあっけらかんとした？性格。胸に災厄の龍の鱗を植え付けられ、一人で離れの小屋に暮らしている。そこへ、見つけた大怪我をした男を匿って贄のなるまでの5日間を過ごす。男の名は慈雨。名前の如く優しく柔らかな雰囲気に、イケてる髪型のムキムキ大胸筋。よひらは贄として、龍の元へ行くが、司祭の思惑を砕く策を胸に秘めていた。和テイストのファンタジーな世界観。シリアスなストーリーなのによひらと慈雨、臣下達とのやり取りがちょっと笑えつつ、心に響きます。難しい言い回しもありますが、世界観を彩る言葉が良いです。一巻は２人の出合いと、ストーリーの背景を理解するために2つの龍との事件を。次巻からは王都での政治的な話が始まるのでしょうか？オマケの漫画が3話。登場人物の関係や性格が分かるエピソード、とても面白かった。