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繊細な描写が読んでいて心地いいです。お話は体の中に「獣」を飼っている青年と獣が引き寄せられる匂いを持つ青年のファンタジー。ストーリー自体はそれほど奇抜でもないですが、攻めが受けにメロメロになのがよく書けていると思います。ただ一つ注意しなければいけないのがこのお話で出てくる「獣」がよくある狼男的なものではなく、実体はないとはいえうねうねした触手っぽいものだということです。それが体の中を移動したりするので、読んでいてぞわぞわしてきます。生理的に無理な人もいると思うので、耐性があるかどうかご注意ください。設定は面白くお話も好きですが、ちょっと駆け足で終わってしまった感じもするので星は一つぬかせていただきました。

獣人モノ嫌いではないが、このお話はチョット中途半端感あり……残念……凱の中に住む獣たちは、エロい時は活発に活動してるみたいだけど、思ってた様な狂暴性は感じられない（笑） 戦いのシーンも、えーこれだけ？ これでイイのか？ って感じ…… Hしてれば万事解決って感を否めない（笑）

設定、表紙買いです。ファンタジー、獣人などは好物なのですが思ったよりも萌えれないまま読み終わりました。設定は良いけどそこに痛切さや、キュンが足りないせいだったかもしれません。攻めは一応かなりの美貌を持っているらしいのですが、受けの母、祖母が興奮してるくらいでその設定をいかしきれていない気もします。攻めたちに取り付いた獣人の魂？や受けにある婚約者の魂の設定もそれ自体はいいのですが、いやにあっさりいろいろなことが片付いている気がします。これが一巻で終わるのではなく複数巻だったらまた面白かったかもと思います。個人的には★3~4くらいです。