レビュー一覧

オーストラリア人兄妹のリア（主人公）はカタマ国王女の教育係で王女の婚礼を控え 王女の結婚相手の隣国の王シャリフと会い あまりいい印象を受けなかった。その夜、リアの兄が王女を連れて国外に…　花嫁を略奪されたと怒るシャリフに彼の国ズバーニに連行され 花嫁の代わりを強いられる。　…と劇的な展開でスタートしますが、リアは段々とシャリフの優しさに触れて心境を変化させていきます。　封建的な砂漠の国でありながら登場する人物たちは愛を大事にしている点がステキです。

評価高いですね。すみません。知原えす先生の作品は好きなのですが、ヒーロー、ヒロイン兄、人のことを考えられない男性陣によってヒロインが苦しめられた、ヒロインも流されまくっている話に感じてしまいストーリーが好きになれません。自分の花嫁と、ヒロインの兄が一緒に逃げたからって、花嫁の侍女をしているヒロインを無理やり誘拐し、愛人にするって、ヒロインがヒーローの事を好きでなければただの誘拐と強制の愛人契約です。「誰かの側室だと思ったのは魅力的だったから」ってシークなのに最初から花嫁の侍女にセクハラ発言。そんなんだから花嫁に逃げられたのでしょ、と思ってしまい、愛人としての一夜が明けてヒーロー「なるべくしてああなったんだ」って、ヒロイン、ヒーローに愛を感じているのもおかしいけど入口は強制ではないですか。しかも、ヒロイン兄こんなにも大それたことをするのに、ヒロインに大金だけ渡し、説明もせずに大急ぎで行ってしまうなんて明らかにヒロインはスケープゴートでは？流されまくっているヒロインに共感もできず、ヒーローがヒロインに一目ぼれしていたことも全く気付かなかった。３つの恋愛が成就ことは嬉しいけれど、やり方がひどくて共感できずでした。

ヒーローはヒロインに一目惚れ、なのにあまりにも回りくどくてヒロインが可愛そう。

知原先生の描く男性のしなやかな強さのある男性の雰囲気が好きです。これはシークものというより、王族のおとぎ話みたいなもの。カップルがたくさん誕生します。ふんわり甘いお話しです、原作で文章で読んでみたいシーンも。

ヒロインにはもっとヒーローと闘って欲しかったなぁ。それくらい強い女性だと思っていたのでガッカリでした。それからタイにはヒゲがあるの！？そう見えてしまって、んー。最初はヒーローが好きでヒロインを排除しようとしたのかと思ったら、そうじゃなかったんですね〜。タイは良い人でした。だからなお更ヒゲっぽいのが・・・ヒーローは一目惚れしたヒロインを手に入れられたから良いけど、ヒロインは気の毒ですよ。ヒロイン兄も残されたヒロインがどうなるか考えなかったのかしら？一緒に連れて行けば良かったんじゃ？最後はみんな幸せになれて良かったね〜な雰囲気ですがヒロインのされた仕打ちは？なんだか読み終わった後、モヤモヤっとしました。

作者買いです。　ヒーローは最初からヒロインに一目惚れだったんですね…　回りくどいけど、ヒーローが策士で一枚上でした。

最初はすごい緊迫感から始まります。実の兄がヒーローのフィアンセを攫って逃げたため、その飛行機を撃ち落とす。ヒーローは傷心のヒロインを拉致し愛人として償わせる。私好み。撃ち落としたというのは嘘で、最後はヒーロー、ヒロインの機転で大円団。ほっとしました。

最初読んだ時ヒーローの気持ちが最後まではっきりしなかった為、このヒーローどういうつもりなんだろうと、ヒロインがかわいそうになったけれど、最後で納得。結局、ヒーローはヒロインに一目ぼれだったってことでしょう。

シークは、リアに会った瞬間から、運命を感じたのかな〜花嫁より。最後、シークはしてやったりと思ったはず。まあまあ楽しめました。

すっきりとした後味のシークもの。画もきれいだしストーリーもサクサク進みます。お決まりの傲慢シークじゃないのがある意味物足りない。なーんか都合よく回収されてめでたしめでたし、っていうのがちょっと…。もうひとひねり欲しかったかな。