レビュー一覧

まるで蜘蛛が巣に架かった蝶を絡めとるような、追い詰める臨場感が良かったです。プロローグで読者はヒーローがヒロインを手に入れたい事を知るので、身分を隠してヒロインに接触する場面から、もう狩りが始まっていることが分かります。怪我のせいで全てをなくしたヒロインは自分のアイデンティティーを確立するためそれまでと違う環境に身を置こうとし、それがヒーローの目に留まるわけですが、過酷な砂漠で暮らすヒーローのアプローチはまさに狩り。イケメンシークが贅を尽くして甘い言葉で愛を囁くなんて１㎜もありません(笑)自分が欲しいから奪う。それの何が悪い？始終そのスタンスなのでヒロインは相当戸惑います。もう災難としか思えません。でもヒーローの宗教感？価値観？に触れ、ヒロインは反発しながらも徐々に立ち直っていきます。て、あれ？ロマンスはどこ？(笑)

古い設定のお話ですが、砂漠へのロマンスをかきたてられます。「すべてのものは完璧ではいけない」など砂漠の国での格言などに触れられるのが面白かったです。

強引すぎるヒーローは怖すぎる。ヒロインはあんなに拒んでるのに全然聞いてない。ヒロイン、本当にそれは愛なの?刷り込みじゃない?

モデルをするほどの美貌のヒロインなので強引に連れていかれるのも納得です？

砂漠の首長らしいヒーローですね。ヒロインもとっても美しく、綺麗だけじゃない意志の強さを持った女性で魅力的でした。

ヒーローは無理矢理ヒロインを妻にしようとしますが、お互いの中に愛が生まれたのですね。最初は人さらいの様なヒーローの態度が怖かったです。愛があるなら良いと思いました。

ヒロインを何としても手に入れようとするヒーローの行動力がすごいですｗ

すこい略奪。結局、誘拐犯に惚れるのね。彼も素直に一目惚れって認めれば良いのに。

星合先生の絵は大好きです。でも、セリフはやや単調で劇のよう…。セリフだけ誰か違う人が考えた方がいいのかも！？

んー。面白かったのですが、なぜかヒーローのセリフがカタコトの外国人のようで、カタコトだから、話が通じないのかしらって思ってしまいました笑。まあ、話は聞かない傲慢シークって事なんでしょうが。ヒロインにとっては、なんだか災難続きな感じです。そして、ヒロイン、ヒーローの事いつのまに好きになったん？という感じです。