レビュー一覧

とてもあっさりしていてあっという間に読み終わります。しかし（特に最後らへんの）何とも言えない距離感が私はとても好きだと思ったので★４つにしました。続編があればぜひ読んでみたいです。

これ、10年くらい前の別マに載っていたはずです。別マ？かはあまり自信ないけど、季刊の少女漫画誌。当時「これは、BLだ！！！」と砂漠のオアシスのように貪り読んでいたため、すごく強く印象に残っていて、折に触れて検索していたけれど見つけられませんでしたが、こんなところで出会えるとは。すごく感動しました。ラストシーンが特に印象的で、あのとき覚えていたままでした。

私は、読み終えて爽やかさを感じました(^^) 女性に恋してるｼｭｳｼﾞを見て、ｶﾝが自分の気持ちに気付き葛藤する…っていうのが、男の子が男の子に恋するのをリアルに描いてていいなと感じました。 あとは、ラストでｼｭｳｼﾞの気持ち が変わる場面で、 すごくｷｭﾝとしました これからどうなるんだろー?って。 あと、七木さんの作品にしては珍しく戦闘シーンがあります笑

ピュアで可愛かったです。幼なじみで親友の完と柊史。いつも一緒だったのに柊史が先生の事を好きになったと分かってソワソワ、ヤキモキしている完の気持ちが短いお話の中に詰め込まれていました。最後のシーンで完のそんな気持ちに柊史がもしかしたら気付いたかも？って思いました。この先をもう少し読んでみたかったです。

成人や大学生、高校生を題材にしたBLが多い中で、中学生の少年達を描いたBLはなかなか新鮮でピュアに映りました。あからさまに性的なモチーフがあるわけでもなく、主人公達でさえ同性愛的意識を持っているわけでもない、作品世界全体に流れる「いつBLになるか」という危うい空気こそにエロスを感じるタイプの作風だと思います。なので「BLといえば直接的肉体的エロ」「ラストは主人公達の行く末に明確にオチが付いてほしい」という方には物足りないのではと思います。例えるならば漫画家の望月花梨さんの作風がお好きな方は、きっとこちらの作者さんも気に入られるのではないでしょうか。

悪くはないと思います。この方の他の作品が面白かったので借りました。ページ数が少ないので、さらっと読めますが、その分物足りなさもあります。続編があれば読みたいですね。

攻っぽい方の感情が中途半端でラストがイマイチで★-１で、エロがなくて何度も読みたいとも思えないので★-１です。受のほうの気持ちは書かれているので、攻のほうもスポット当ててほしかったな〜って感じです。