レビュー一覧

すごく好きです。心理描写がすごく細かくて、きゅっと胸が締め付けられるような幸せなシーンや、涙が出るほど切ないシーンがたくさんありました。無期限にしなかったことを後悔！また読みたくなりました。

ときめきと不安、恋のことをとても上手に表現した素敵な作品です。主人公たちが愛らしく思え、ほわっと幸せが伝わってきます。読後もそんな気持ちが続きます。BLジャンルというくくりでなく一般的に高く評価されていい、素敵な作品です。

せつない話が読みたくて評価の高いこの話をレンタルしましたが、正直期待外れでした。好みに合わなかったということでしょうか。場面のほとんどが会話で構成されていて、人物の感情や思考がすべてフキダシの内部で説明されているので白けてしまいました。カップルのゆるい会話をただ読むだけでひたすら退屈です。もう少し読み手の想像力に任せる心理描写があれば没頭できたのに。しかし女の子が主役の「Re:Hello」はよかった。これはせつなくて涙ぐみました。第三者視点の恋愛話だったのが却ってよかったのだと思います。当事者が語らない過去の恋愛が、より悲しく、つらかった。このお話があったので星は３つ。

あぁ、おもしろいわ。（感嘆のため息）ヤマシタさんの本を読むのは初めてですが心理描写のうまいかただという事は知っていました。はまっちゃいそうだなぁとはおもっていましたが…実際読むとやはり引き込まれますね！腰乃さんが描く話が好きな人は絶対はまるんじゃないかな。空気がにているというか、『ノンケが恋に墜ちる時のじりじりしたやりとり』が良いんですよね。ノンケをホモにしてしまう=非人道的な道に相手を落とし入れてしまう…という葛藤が好きです。身震いしながら自分の感情を押し殺すように相手を拒絶しちゃう感じ。私は乙女な男はあまり好きではないので。ヤマシタさんの描く男らしさを兼ね備えたカップリングは本当に貴重です。ノンケ×ホモ（恋愛したことなし、経験はあり）とかもう身悶えます！別主人公の読みきりを２つ含みますがどの話もおもしろかった。全部☆５つ！中でもドMとガチホモのお話しはかわいらしかった。ガチホモのパンクな見た目とは裏腹に結構ピュアなところがツボ。あと読みきりで、表題作の受けのホモ君の元彼（身体だけの関係）の裏話があるんですが、すごく良かったです。多くは語られないけど元彼の気持ちがすごくあふれ出してきてちょっと切なかった。彼には幸せになって欲しいな…。あぁ～なんか恋がしたくなってきた。

ボーイズラブにハマったきっかけの一冊です。コミックで持ってます。表題作の最初の数ページの展開で心がもっていかれました！性別に関係なく、「人を好きになること」を教えてくれた作品です。なんでもない日常の、恋の話です。なのに、不思議と切なくて、幸せな気持ちになれます。余韻を残すラストも大好き!!その他、後半にいくつか短編が含まれていますが、こちらもおすすめです^＾

大変いいです。主人公の男二人の、なんと初々しいことか…読んでると恥ずかしくなっちゃうくらい、しっかりレンアイしていて、読んでるこっちがうらやましくなる感じです。ヤマシタトモコ先生の作品は、どれもはずれないですが、これは笑いつつ、にやにやしつつ、最後には切なくなりつつ、絶妙な間合いにぐっとやられるような作品群でした。

感情移入できなかった。全体を通して何を言いたいかが分からない。残念ながら私には合わなかったようです。全く記憶に残らなそうなお話でした。

絵が好みではなかったけどレビューの評価に期待してレンタルしたけれど個人的には、せつなさとか全く感じず期待はずれでした。表題作より、【Re:Hello】の方がまだ良かったです。

わたしにとっての、ベストオブヤマシタトモコさん。読んだのは結構前ですが、レビューが少ないのと評価が分かれているようなので…漫画の面白さって求めるものも感じ方も色々で 好みも色んなジャンルやタイプがあるけれど、わたしは胸がぐわってなるような作品を求めて読んでいるような気がします。「恋の話がしたい」という言葉にすべてが込められているようなお話です。ああこんな作品に出会うために漫画を読んでいるんだなあと ヤマシタトモコさんのお話は色んな細かいことをすっとばしてダイレクトにきます。また最初から、恋の話がしたいという気持ちを感じながら読みたいと思いつつ。

ステキ。涙がこぼれそうになりました。自分にもこんな「ピュアい」な気持ちが昔はあったっけ…（遠い目ピュアな話もあるのに、後半に行くほど笑える感じになるのがまたステキ。