レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
王太子の婚約者(アリアレイン侯爵令嬢)がパーティーで婚約破棄&断罪されて追放(処刑など)というありふれたシーンから始まります。しかし、キャラクターの魅力や特徴ある作戦が他の同種の作品とは一線を画すものになっています。追放者が実家に帰って実家共々追放刑に抗い、王太子は軍を差し向けます。ここで主人公は行政、兵站、兵の輸送の段取りや情報の伝達を混乱させることで戦闘開始よりずっと前の段階で優位を築き王太子の軍を跳ね返します。作者は公務員のようですが、その経験がこのような作品につながったと思われます。Web から大幅に加筆され、人物の描写が深みをましています。Web で読んだ方こそ単行本版を読まれることを勧めます。
中巻まで読みました。とても読み応えがあります。私は、似たような婚約破棄から始まるイチャラブメインの気楽に読める作品を寝る前にさらっと読んだりしますが、本作は休日にじっくり腰を据えて読むのに適していると思いました。謀略メインで恋愛要素は薄めです。主人公たちは主従関係のため、無意識のうちに相手に恋愛感情を抱くことを禁じていて、自分で自分の気持ちに気付いていないように見えます。それが少しずつ色づいていくようなそんな描写が、…めっちゃエモい!!他の、なんで相手を好きになったのかよくわからない作品より全然萌えます。恋愛描写の分量は少ないですが。ほかの要素がとてもよく描かれていて面白いので。
すごいです。読み応えあり。なんだこの姉弟、この親子。策士とはこれを言うのかと。惚れ惚れする。
ヒロインの侯爵令嬢アリアレインが頭脳と培った人脈と信頼で、王太子に逆襲する深いお話です。どんな逆襲をするつもりなのか、半ばでなんとなく想像でき、読み終わってこうかなと推測できても、何かまだ明らかにされていないことがある気がします。アリアレインの人脈作りや登場人物達の心情などが詳しく書かれているのでひじょうに読み応えあり、サラッと読みたい方には向いていないと思います。それにしても単純思考の伯爵令嬢に良いように誘導されるプライドばかり高い王太子とロクでもない諸卿達のこんな国は一度壊れてしまったほうがよさそう。アーヴェイルは任務を果たせてアリアレインの逆襲は成功するのか、どんな逆襲劇なのか、アリアレインとアーヴェイルの関係は変わるのか、名前でしか登場していない陛下やアリアレインの父である侯爵が出てくる期待で下巻が待ち遠しいです。
面白いです。筋書きはまあ割とあるパターンとも言えますが、キャラが魅力的なので。個人的には後半で王国の没落っぷりを見たいのですが、どうなるでしょう。
視点変え過ぎ。3ページ進んだら視点変えてを繰り返してる。説明も堅苦しくて、何が言いたいのか理解しづらい。気がついたら読まなくなってた。
読みにくさはありました。短い個人の物語を自分の頭で組み立てつつ、策略、謀略の意味を考える作業をどう感じるか、意見は分かれそうです。その短い物語で拾い切れなかった部分も多くあるように思います。想像して良いのでしょうけど、肩透かし感が残ります。ドラマチックに不幸になる人が出なくて、単なる復讐劇とも違う印象を受けました。長いし高いし、おすすめするのも何とも言えないですね。
中巻まで読みました。ていねいに書かれていました。読み応えがありました。中巻では、主人公の気持ちの幼さに少し付き合いきれない感じの時もありました(ここがいい、という人もいるとは思いますが)王太子側がしてやられた時は、ほらみてごらん、これが見たかった!と爽快でした。王太子側で頭角を現してきた意外なあの方が、これからの展開の鍵となるのではないでしょうか?次を楽しみにしています。
面白かったです、続きが待ち遠しいです。上巻を購入したら、止まらなくなりました。
レビューを表示する
王太子の婚約者(アリアレイン侯爵令嬢)がパーティーで婚約破棄&断罪されて追放(処刑など)というありふれたシーンから始まります。しかし、キャラクターの魅力や特徴ある作戦が他の同種の作品とは一線を画すものになっています。追放者が実家に帰って実家共々追放刑に抗い、王太子は軍を差し向けます。ここで主人公は行政、兵站、兵の輸送の段取りや情報の伝達を混乱させることで戦闘開始よりずっと前の段階で優位を築き王太子の軍を跳ね返します。作者は公務員のようですが、その経験がこのような作品につながったと思われます。Web から大幅に加筆され、人物の描写が深みをましています。Web で読んだ方こそ単行本版を読まれることを勧めます。