レビュー一覧

お気に入りは、1つ目の「神婚」。主人公の友人と主人公の視点の交差が面白い。非常によくできた構成だと思います。すべてのお話が少し悲しい結末ではありますが、設定や構成が妙で読ませます。お勧めです。

さらっと読めましたが、悲しいしっとりとしたお話が多いです。明るい話が好きな方にはおすすめできません。特に最後の巨人の話しにはなぜかうるっときてしまいました。

他のレビュアーの方も述べているが安武わたるの絵は、少し癖があって古い感じがする。昔、80年代後半の樹なつみ（エイリアン通りの作者）のようなイメージ。でも昔から民間に伝わる伝承（昔話）を巧みに料理しており、最初から最後まで読者を飽きさせない読み応えのある作品集に仕上げている。個人的な好みは上巻の八百比丘尼と下巻の巨男。漫画を読む人を知り尽くすたベテランらしい一作。

各話それぞれ枚数制限があったと思いますが、全くそれを感じさせませんでした。筋立て、丁寧な構成に美しい絵、秀逸と言って良い仕上がりになっています。タイトルの副題『日本の鬼女・妖女』は悪い方に誤解を招き、読み手の興味を失わせてしまいそうなのが残念です。

絵がちょっと古臭いかな？と思い暇つぶし程度に読み始めたのですが、とても面白かったです！最初は古臭いと思っていた絵も、途中からすごく綺麗に見えてきました。特に男性がすごく色っぽい！話も深くてとても良いお話ばかりです。ちょっと心が綺麗になった気がしますｗ

色んな話が読めてお得でしたが、ちょっと物足りなかったです。絵はキレイで好きです。下巻の最後の話「巨男の話」は純粋に読めて、純粋に好きです。上巻と下巻をレンタルしましたが、中には面白い話もありますが、少し期待外れでした。

上下刊にわかれています上巻だけでも楽しめます私はじゃがたらの話が可哀想だった

もの悲しい話が多いですが、困難な人生においても一生懸命に生きた女性が描かれています。鬼女・妖女と題にあるような怖い話ではなかったです。

お勧めは下巻です。関連する三つの話が収録されています。どの話も切なく、作者さんの絵柄とも合っています。特に最後の新美南吉原作のお話は多くの人に是非読んでほしい良作です。

雰囲気のある作品揃いで 楽しめましたが お春ちゃんの話は 泣けますね…作品のエピに 実際の お春は 現地で 幸せを見つけたようですが 帰国は 叶わず… せつないですね。(T_T)… お春を 好きだった 日本人の彼… その後 どうしたのかな？σ(^_^;)！安武先生の作品は 男側が 女性に対して 激しく後悔する場面が 多いですよね… トラウマに なりそう～