レビュー一覧

スピンオフですが元を読んでなくても読めます。飯田と吉田、お互い自分の人生に足りない何かを抱えたように生きて来た2人が、どこか自分に似たような相手を面白いヤツって感じでスタートして、お互いずっと居たいと思い合えるようになるまでのお話し。まずエチ無しです。それはまぁこの作者さんなので良いのですが、どちらが攻か受かも読み手の判断しだい、という感じ。2人は想いあってるけど、性的な判断は読み手側に任されてる感じで、そういうのが好きな人にはハマるかな。私は男の人らしいカップリングが好きですが、リバが苦手なので白黒ハッキリした設定が好きです。本作は黒髪メガネ受と信じて読んでるけど、そこんとこどうなの！？ってずっと思いながら読み終わったけど、その辺の判断を読み手側に委ねた作者さんの作戦（なのか？）勝ちかなと。どこか卑屈そうな黒髪（飯田のほうか？）が、本心から笑う顔は可愛いなと思いました。吉田と飯田って名前似てるのはちょっと分かりにくかったかな。好き嫌いが分かれるお話かと思います。ゲロ甘BL、エロBLが読みたい気分の人には向きませんが、心穏やかにBL読みたい人には向くかなと。

大好きな作家さんでpixivで追っかけて読んでいたので内容を知った上で購入しました。ただ他の作品と違って理屈っぽいというか腹の探り合いの会話、難しい言葉だらけの会話で途中で読むのをやめてしまいました。BLではなくブロマンスかと言われれば違う、、答えのない2人を描きたかったという作者さんの意向が強く感じられます。ほぼほぼ展開が無く続編も予定されているようなのでよろしくお願いします！という期待を込めての評価です。

青と碧はとても好きだった。ノンケ同士でも恋愛になるBLは色々あるが、この二人が何故そうなるのかが全然理解出来なかった。まったく共感できず残念。

続きを読みたいようなちょうどいいような！『何それ愛かよ』っていう茶化したようなセリフに、「うん、愛だな」って、気づいて言えるようになるといいね、飯田くん！！

「青と碧」のスピンオフ、買わない訳ないじゃないですかー。何だか漫画なのに、小説とその挿絵みたいな感覚で読み終わりました。ケンカップルと、ひとことで片付けられない間柄の吉田君と飯田君、あとがきで続編を期待出来るコメントがあったので、今後が楽しみです。相変わらずの青君の赤ちゃんっぷりと碧君の世話焼きも見られて嬉しかったです。

「青と碧」が面白かったのでコチラも期待したんですが、うーん…ちょっと難しい。ノンケ同士だしちょっと話の展開が強引かなぁ。えちなさらないのはわかっていたし、なくても「青と碧」は面白かった。でも今回のはお互い好きかもだけど友情との違いがわかりにくくて。期待ハズレでした。

『青と碧』でいい味を出していた二人だったのでなんとなく購入しましたが、私には合わなかったかな。ジャンル的にBL要素が必要なんだろうけど、この二人がどう恋愛関係に発展するのか全然見えなかった。落としどころが無二の親友とか知己朋友みたいな感じなら理解できたけど…。自分の内面に向き合っていく話は好きですが、頭がいい風の腹の探り合いを延々と見せられて疲れてしまいました。描き下ろしが一番良かったです。

めちゃくちゃ良かったです！本心を見せない飯田と吉田が見せなかった本心を、壁を壊されていくのが良かったです。お互い自分の気持ちに向き合い相手への答えを出すまでに一生をかける、捻くれてるけど、凄い愛情だなと思いました。

スピンオフだけの青と碧も出てくるだろうとそっちを期待して読んだけど、まさかのノンケの飯田と吉田の話とは…すごく良かった。出会いから深い付き合いになるまでの過程がちゃんとじっくり描かれていて１巻だけなのに何巻も読んだような満足感がある。最後の涙はグッと来たしエロが無いBLでこんなに満足するとか滅多に無い。続きがあればいいなぁ

この二人の関係はこのままでもいいような気もするんですが、やっぱりもう一歩進んだ二人を見たいので、続編お願いします。