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話は大体知っていたのですが、たまたま新刊チェックしていて見つけたので速攻買いました。表紙の絵柄と若干違うと思っていましたが、デザイナーさんの絵なのかしら。絵柄は個性的で綺麗だと思います。両親が亡くなり兄とは引き離され辛い5年の日々を送った主人公のクロエを迎えてくれた幼馴染であり、元婚約者のセオドアとセオドアの領内で心身共に癒されていく様が丁寧に描かれていて良かったです。続きが楽しみです。

メタ的な話をすると、「初恋の幼馴染の元に出戻りさせる話を描きたいが、ヒロインにはピュアなままでいてほしい」という書き手の願望でこうなったんだろうなとは思う。けど、どうにも前提部分に無理がありすぎ。戦時下で徴兵に取られることになったのに、「5年で帰ってくる」と、約束する兄。何年で帰れるかなんて普通分からなくない？戦死してしまったらどうするの？戦争が長引いて終わらなくても5年経ったら全てほっぽりだして帰ってくるの？…と理解できなかった。その割に国中のみんながみんな戦争に駆り出されてた訳でもなさそうだし。魔術師を産むために嫁いだのに(初めはまだ幼かったからだとしても)白い結婚というのも矛盾しているし。元々亡き父と関係悪かった人に預けるのも「何故？」って感じだし。マリアロゼの両親は健在なのに「二人とも5年間徴兵に駆り出されてるから」という理由で娘を養子に出した…とか、なんかもうめちゃくちゃ。いや5年徴兵好きですねぇ。とにかく徴兵に取られたら妹や子供を誰かにくれてやらなきゃいけない文化がこの国にはあるみたい。養子たちがクロエのことを「先生」呼びし始めるのも意味分からんかった。マリアロゼはともかくルカは勉強に役立つ本を教えてもらったくらいで突然クロエ先生言い始めてびっくりしました。恐らく作者の「こうしたい！」という着地点が先ず在って、そこに向けて理由を肉付けしていったのだろうと思いますが、その理由に無理があるので読んでいて違和感ばかりが残りました。その割に目新しさもないのが不思議。絵はきれいです。

色々我慢や苦労が絶えなかったはずなのに、みんな良い子だなぁと。元旦那へのギャフンと元婚約者の2人の行く末…楽しみにしています

追い出すためでなく、守るために兄ノエルが取った苦肉の策が敵対侯爵家との白い結婚。13歳で嫁いだクロエは侯爵に搾取され、苦労の5年間を乗り越え、ようやく離縁を果たし兄の勧めで辺境伯領へ身を寄せる事になる。幼い頃に仲が良かった辺境伯のセアドアとも再会を果たし、彼の養子たちとも距離を縮めようやく心休まる安寧の場所を得ます。苦労したとはいえ、侯爵家での家政や領地管理などの経験を持つクロエは今後辺境で活躍していく模様、楽しみです。絵はちょっと書き分けが甘いかな、という懸念はありますが丁寧です。これから侯爵家へのざまぁがあるみたいなので、のんびり２巻を待ちます。

うむむ、なんか私にはイマイチでした。ヒロイン虐げられすぎというか、放置されすぎなのでは？ゆういつは従事してくれた男性がもとの家からの信頼できる家礼だったことかな。兄もヒロインを好きでいてくれた男性も、もっと早くに助けてやれたのでは？？？養子を2人もとったのならヒロインを！と思いましたが、5年の白い契約結婚だというから満期すぎるまではダメだったのかな？離婚したクズ元夫は愛人と子供と今度は暮らすみたいだけど、惨めに落ちぶれていただきたいもんです。愛人の子は良い子？みたいなのでこの子だけは良き御縁があるとよいですね。

情報量が多くてちょっと理解するのに時間を要しました。イラストは綺麗です。

絵が細かくて丁寧でとても綺麗です！お話の進みはゆっくりですが、とても読みやすかったです。続きが楽しみです。

絵は好みとは少し違いましたが、ストーリーはよかったです。辛い白い結婚をしたクロエですが、セオドアと幸せになってほしいです。続きが楽しみです。

キャラの見分けがあんまりつかないけどお話的には、ありだと思う。いいこすぎるヒロインちゃんは物足りなくなる可能性があるのでなにかしらの展開を設けてほしいかなぁ。元旦那のお姉さんがなかなかの切れ者っぽい雰囲気出してるので何かしらしてくれると楽しみにしてます。

まだ序章ですが、ざまぁ系なのかな？クロエが幸せになれるか続きが待ち遠しいです。