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事実に基づいているのかな?なんでもフィクションみたいに、はい解決、とはならないところがリアルだった。
ちくまサラさんは子育て漫画をXやブログで拝見して好きな作品が多かったので期待して購入しました。しかし、1000ポイントもするのに内容が薄く消化不良で残念です。4年生の児童なるみが6年生から性加害を受け加害児童が転校して一件落着といえるのでしょうか。本作のなるみは登校を再開することができましたが、ネットを通じて自分が受けた被害を学校内外の世間の多くの人が知る状況になっており、情報管理もずさん、被害への受け止めも中途半端、本当に反省しているとは思えない加害者に大勢の中で直接対面謝罪させ、それで終わりという無神経な対応をするような学校を安全だと思い再び信頼して登校できるのでしょうか。現実味がありません。投稿を削除しても拡散は止まないデジタルタトゥーの問題や、ネット上の誹謗中傷の問題、二次加害もあろうし、騒ぎがそんな簡単におさまるとは思えません。SNSの問題を適切に描けておらず、そもそもそこまで描けないなら話題として取り上げるべきではないと思います。作品中、放送委員会の委員長に対しても性暴力が振るわれていたり、他にも多くの被害者がいることが仄めかされていたが、被害児童を含むそれらへの被害実態の徴収・把握とケア、救済がなされている様子もまったくありません。被害児童らへの人権侵害の救済はどこへ?何より加害児童や加害家庭への対応も描かれていません。このままでは転校先の学校やその先々でさらにエスカレートした加害が繰り返されるだろうことは容易に想像でき暗澹たる思いです。最後に、大人になったなるみを描いていい話かのように終わっていますが唐突な印象を受けます。このような重大な問題を商材として描くのであれば、少なくとも実際の事例をよく取材調査し、論点整理した上で専門家監修の元、もっと丁寧に描くべきだと思います。
共感する所が多かったです。主人公の気持ちも解るし、お母さんの気持ちも解るし、先生の気持ちも解るし…子供側と大人側の思ってることを代弁してくれてる感じです。お子さんにも親御さんにも読んでもらいたい。
いつもちくまサラさんのブログを拝見しています。以前ご自身の体験をブログに書いていらしたので(アニマルのキャラクターのもの)その描き直しかなと思いながら読みました。しかし内容はいい意味で変わっていて被害者、教師、母親と立場のちがう3人の心情が細かく書かれてとても興味深かったです。私自身、娘をもつ母親なのでこの登場人物の母親の気持ちがよくわかり、つい娘にも経験からものを言ってしまいがちなので一旦本人の気持ちを聞くことから心がけてようと思いました。とても勉強になる漫画でした。子供向けにも出版してもらえたら嬉しいです。
子どもの性被害、完全に防ぐのは難しくても、いかに早い段階で子どものSOSを受け取れるのか、いかに子ども自身にちゃんと親や大人に話してもらえるように関係性を作っていくのが大事か考えさせられました。主人公の母は、頼もしい反面デリカシーに欠けるところがあり、主人公の気持ちを察してあげることができないことにもどかしさを感じました。でも果たして自分はこの母のようにちゃんと学校に強く出て対処させることができるだろうか、とも思いました。主人公の気持ちへの寄り添いは足りなかったけど、私は娘のために行動を起こした母は間違ってなかったと思います。ただ、子ども立場や子どもの気持ちに寄り添う、って言葉としては分かってても日常では経験が先行して、こうすべき、ってなりがちですよね。気をつけないとと思います。大人の経験て頼もしさにもなるけど、子どもの気持ちを追い詰めてしまうこともあるんだということを心に留めておきたいです。
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事実に基づいているのかな?なんでもフィクションみたいに、はい解決、とはならないところがリアルだった。