レビュー一覧

なにゆえヒーローは自分の愛した女を信じず、ロクデナシで甘やかされた家族を信じるのか。それに後悔しても遅い。ヒロインが出て行ったのにも解かります。しかしそれで許しちゃうのかヒロインー。なんかヒーロー甘やかされてない？　ちょっと納得出来なかったので、マイナス１．

ヒーロー弟サイテーです。でもその弟を信じるヒーローもサイテーです。

ヒドイ夫だ。愛した人を信じないなんて。弟の性格なんてわかってるだろうに。こんなやつもっといじめてやればいい。

先生の作品は好きなんですが、腹の立つヒーローでした。誤解の原因はヒーローとヒーローの弟側にあり、ヒロインは潔白だった。そして誤解がなければ、ヒロインは事故に巻き込まれることはなかった。ヒロインは運よく助かったけれど、死んでいてもおかしくない、もしくは大きな障害が残った可能性もあった。それらが明白な上で、ヒロインを見つけた時のヒーローの態度、むかつく。平謝りして当然なのに。ラストシーンでも、同じ。ヒロインはよく許したなあ。

自立してるからこそ、許すことができる。愛の深さは相手をどれだけ許せるか…ヒロイン、いい女だな～～。

ストーリー展開はよかったです。後半で明かされる過去に起こった夫婦(家族)のいざこざはヒロインが絶望して家を出るのに充分な理由で感情移入して読めました。ただヒーローの表情が乏しく怒ってても悲しんでてもほとんど同じ顔…なので-1で。無表情のせいでヒーローがヒロインとやり直したいと願っている思いの強さが伝わってこなかったのが残念。

ヒーロー弟は酷いけど、ヒロインを信じないヒーローも酷い。ヒロインより弟の行方を優先したのも、酷い

こうゆうヒーローは、本当に腹が立つ！全て自分の物差しでしか計らない。で、ヒロインに逃げられ後悔する。このパターンのヒロインは、とてもとても優しくラストの一言で全て許す超寛大です。物語だから解るけど、もう少しお灸据えようよ！こんなヒーローには！

ヒーローが酷すぎる…　ヒロインを信じないどころか、暴言を吐いて、あそこまで言われたのに、最後には許すヒロインにも、呆れてしまう。

何故いつもハーレのヒロインはヒーローを簡単に許すのだろう？つい感情移入して読んでしまうので、自分なら如何するかと考えてしまいます。まずヒーローが帰るまで待たないし、別居して電話するｶﾅ？あんな言葉や態度では許せないです。モヤモヤしますが、長崎先生のファンなので、定期的に読まずにはいられません。ヒーローよ、縋り付いてなりふり構わず許しを請え！