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悪女を本当に悪女に描くためか、初期からのラスボス扱いのベラ(1番目の元妃)が物凄く毳々(けばけば)しく描かれています。凄いと思うのは、王子は既に5回目の結婚なのに、唯一の後継者を産んだ自負なのか、未だに1番目の元妃であるご自身しか愛せない「と勘違いをしている」ということです。現代で言えばストーカー以外の何者でもありません。しかも「偏愛」とかのストーカーより余程たちの悪い、支配欲からのストーカーであり、公爵家なのでという以上に、後継者である唯一の息子の母親であるが故に、潰しにもかかれない、という所に設定が実際に有ったらと思う怖さを感じます。王子が下手に潰してしまうとその後継者は悲しむわけです。それだけでも割と作品は回りそうな気がしますが、この作品では王子の5番目の現妃である主人公の元婚約者が主人公一家を相当恨みに思っていて、ラスボスたるベラと手を組んでマスコミを操ります。つまり主人公はマスコミ的には元々悪女感満載の前評判だったのが、実際にゴシップ・スキャンダルが連日報じられることにより、主人公は前評判に違わぬ悪女であると民衆からは認識されている、これがこの作品の特徴と言えます。主人公は王子の友人でお付きの1人と嵌められてスキャンダル写真も撮られています。民衆は分かってくれている、という建前を取れないので、本当に主人公は心強くないといけません。もっとも、貧乏貴族の出なので、そこは踏まえているようですが。それにしても、ここには身体検査という概念は無いんですかね…王子のかつての4人の元妃は身体検査すれば外せそうな方々ばかり。取り巻きの審査能力が無いにも等しい訳です。妃は必要としながらその点が欠けているのは、そこが王子の女運以上に問題な点かとは思いますが、それが作品の味、実際に2番目の元妃は出てきたので、残りも折を見て出せるようにしているのでしょう。
お話し自体はまぁまぁなのですが、うーん。画力がちょっと惜しい!
よくある、噂がヒドイ女性は本当は淑女だったという話です。お試しなどでわかるかと思いますが、絵が昭和です。髪型ドレスはもちろん、トーンを使いすぎで、全体の絵が暗く重たいです。もっと余白を使えばいいのに。最初の奥方や息子の髪型が酷すぎで逆に笑えます。お話が面白くなりそうなにとても残念です。
お話は面白く今後が気になります。ただ、意地悪な顔が酷過ぎて話に入り込み辛く感じてしまうのが残念です。もう少しきれいにしてください。王子様が早く真実に気付いてヒロインとともに幸せになってくれることを願います。
国王陛下そんなに惚れっぽくて大丈夫ーーー!?!?国王にとってこれは四度目の結婚。離婚した一人目の妻とのあいだに子供もおり、四度目の妻にのぞむのは王国の道具として機能することだけ。なので結婚初日に「おまえに興味はない」「妻とは思わない」とか言っちゃったよこの人ー!その後、まあ順当に主人公の善良さや貴族らしくないほがらかさに懐柔されて自身の過去のセリフを後悔するいつものあれです。主人公は確かに良い子なのですが王様やっぱり落ちるのがはやい。チョロ…いえ、なんでもありません。過去の別れた妻たちとの回想でも最初は政略とは言え愛のある結婚を期待→妻の本性を知る→女なんて…!→離婚のパターンを繰り返してるので、ちょっと結婚に夢みがちというか女性に幻想抱いてる??乙女かな??みたいなところなある王様です。今妻と王様が仲良くしてるところ見て離婚した一人目の元妻がブチきれてますが、このお方、王妃としての能力はどうだったのだろう。性格のクソさはこれでもかとばかりに描写されていますが、一人息子のマシューがまともに育っているところを見ると母親としては悪くないのでは?公の場で元夫にヒスるけど…そういうとこが良くないのか…。敵役ではあるのでしょうが、単純な悪役ではなさそうな元妻の行く末も気になるところです。
悪女がむだに頑張っている伝統に懐かしのストーリー。今だとここまでくるといっそ新鮮。
なんだか、チャチャを入れてくる人たちのキャラが強すぎて。少し笑ってしまいます。
イラストが好みではないですが、この先のストーリー展開が気になります。
ヒロインの健気さと王子の苦悩のどちらが勝つか、それと未練たっぷりの前妻との戦いが楽しみ
4回目の結婚って、王子様も大変なのですね。しかも前妻がみんなぶっとんでいることだし。さすがにヒロインがいい子でよかったけれど、前妻たちの今後に興味津々です。
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悪女を本当に悪女に描くためか、初期からのラスボス扱いのベラ(1番目の元妃)が物凄く毳々(けばけば)しく描かれています。凄いと思うのは、王子は既に5回目の結婚なのに、唯一の後継者を産んだ自負なのか、未だに1番目の元妃であるご自身しか愛せない「と勘違いをしている」ということです。現代で言えばストーカー以外の何者でもありません。しかも「偏愛」とかのストーカーより余程たちの悪い、支配欲からのストーカーであり、公爵家なのでという以上に、後継者である唯一の息子の母親であるが故に、潰しにもかかれない、という所に設定が実際に有ったらと思う怖さを感じます。王子が下手に潰してしまうとその後継者は悲しむわけです。それだけでも割と作品は回りそうな気がしますが、この作品では王子の5番目の現妃である主人公の元婚約者が主人公一家を相当恨みに思っていて、ラスボスたるベラと手を組んでマスコミを操ります。つまり主人公はマスコミ的には元々悪女感満載の前評判だったのが、実際にゴシップ・スキャンダルが連日報じられることにより、主人公は前評判に違わぬ悪女であると民衆からは認識されている、これがこの作品の特徴と言えます。主人公は王子の友人でお付きの1人と嵌められてスキャンダル写真も撮られています。民衆は分かってくれている、という建前を取れないので、本当に主人公は心強くないといけません。もっとも、貧乏貴族の出なので、そこは踏まえているようですが。それにしても、ここには身体検査という概念は無いんですかね…王子のかつての4人の元妃は身体検査すれば外せそうな方々ばかり。取り巻きの審査能力が無いにも等しい訳です。妃は必要としながらその点が欠けているのは、そこが王子の女運以上に問題な点かとは思いますが、それが作品の味、実際に2番目の元妃は出てきたので、残りも折を見て出せるようにしているのでしょう。