レビュー一覧

設定からして修羅場を想像してましたが、とても二人が素直で、父に対しても愛情があり、ちょっとウルっときてしまいました。良かったです。

黒薔薇の復讐の前の作品になります。私は黒薔薇のほうを先に読んでしまったのでちょこっと物足りなさを感じました。ただひたすらお父さんえらいなぁ、と感服しました。

いったいどうなるのか心配しましたが、お父さん頑張りました。ヒロインのことを好きであるのは間違いないだろうけど・・・やはり亡き人を忘れなれないというのもあるのでしょうね。意外と修羅場もなくあっさりとお父さんヒーローにヒロイン渡しちゃいましたね。もっと長い話だといいのに・・・・尻切れトンボのような感じがしました。でもあれ以上の大団円はないにでしょうね。

途中まで読んであらあらこれは…と思ったら意外にあっさりハッピーエンドでした。周りもすんなりOKだったし。やっぱりみんなヒーロー父よりヒーローの方が良いと思ってたんですね(笑)ヒーローもヒロインも身を引いてくれたヒーロー父に感謝ですね。

尾方先生のヒストリカル、美しい表紙に惹かれて購入。最後までどうなることやらと気を揉まされましたがハッピーエンドで良かったです。誰も何も唱えないの？と一瞬思いましたが、ヒロインのご実家も嫡男を見たときからこの方が良いと思ってたのかな、と。私なら思いかねないので。

クリスマスに打ってつけの話。この作者さんは、本当に嫌味のない良い人を描くのがうまい。心がほっこりする。ヒーローヒロインも良いが、それぞれの父がナイスキャラ。

凄く切なくて、そしてロマンスあふれるお話でした。ヒロインとヒーロー、二人の悩む姿を見てるのはつらかったけど、その分最後のシーンは、とても嬉しかったです。

親子ほどの歳の差のあるヒーロー父と結婚しようとしていたヒロイン。ヒーロー父は、亡くなった奥さんの事が忘れられませんが、無垢で可憐なヒロインを娘のような愛情を持って接しています。実は息子（ヒーロー）の事も愛しているのですが、人を愛するって難しいですね。ヒロインは久しぶりに会ったヒーロー父とヒーローの関係を憂慮し、自分を認めてくれるヒーローに会うたびに惹かれていきます。けれど優しいヒーロー父との縁談も断ることができず、ヒーローも父の事を考えると結婚式を壊すこともできず結婚式が執り行われます。ヒーロー父、最後にやってくれますね。さすがはヒロインが愛した男性、ということでしょうか。

ヒーロー親子の会話ってのが、1番気になった。修羅場はないけど、ヒーローもヒーロー父も頑張った。たとえ亡くなっても、ずっと自分の夫に愛されてるという、ヒーロー父の亡き妻が羨ましいなーと思いました。

ヒロインもヒーローも素敵なんですよね。ヒストリカルは大好きで、この漫画家さんも好きなんだけど。。なんかお腹いっぱいって感じで繰り返しみたいかな？って感じでした。