レビュー一覧

美貌で知られる蘭陵王と封印から蘇った邪龍のお話。一度死んだ蘭陵王が邪龍によって10年後の世に蘇り、ある目的と理由から共に旅をします。彼の最初の死も含め、終始人間の強欲さや残忍さ等の闇がそこかしこに見え隠れ。それとは対極的な陵王の優しさ、性根の美しさに救われる。不思議な魅力のあるお話です。作画が柔らかな印象のタッチなのと、残忍なシーンについては会話で語られるだけで、実際に絵には描かれていない（絵にされたらかなり残酷）ので、読んでいて切なくはなりますがグロテスクさはありません。まだまだ、人の世に伝わる歴史とは違う真実が隠されているようで、これからの展開が楽しみです！

一言でいうなら最高です！！前作の「ふることふひと」終了で項垂れており、まだまだ未練が消える事はないのでしょうが、こちらの新作登場で心癒されつつあります。　序盤エピソードで感じたのは「面白そうだけど、前作や前々作と比べると、ありがち系？地味？」→読み進めて予感は吹っ飛ぶ。そんな事なかったすいませんでした絶対面白い！　次のエピソードは、過去編。古代中華大河物の雰囲気と、登場人物らの魅力で無意識に没入読み込み→繋がりや絡みからの結末、そういう事から現在なのか！！めっちゃ惹き込まれました。許されるなら、幼少時に離れた従弟くんと、途中で再開したであろうあたりのエピソードも見たかったです。　とにかく内容の素敵さ、切なさ、過去編のやるせなさは、文字制限内では語れません。ぜひ皆様ご一読で感じましょう！　これからの旅が楽しみ！少しだけ出てきた子ワンコの再登場も気になりつつ、続巻に期待です。

これは確かになんというか雰囲気があるというか引き込まれるというか。どうなるんでしょうね。

恥ずかしながら今作で初めてこのタッグを知ったのですが、今までアンテナを張っていなかったことを後悔するくらいとても面白いです。ややグロテスクにも思える内容がやらわかな作画で中和されており、読みやすく感じました。このお二人の他作品も読んでみようと思います！

けんえん。から気になり作者買です。今回は昔の中国が舞台のようです。パートナー？相棒の生き物が相変わらずかわいい。ほんわかしているところとストーリーがしっかりできているからこそなんだろうけど、読みやすいと自分は思います。もっと評価されていいと思う！