レビュー一覧

電子配信を待っていました。別媒体で拝読していますが、電子限定が読みたいのでいずれ購入します（お高いので半額券待ちます笑）！Ωの和馬がバイトの配達先で出会ったのがαの咲也。そこから徐々に知り合っていくのですが、和馬のイジメをキッカケに2人の距離が一気に縮まっていきます。イジメの内容は殴るなど目を覆いたくなるようなものですが、ちゃんと救済、ざまぁ展開があるので安心してください。心情の変化や恋心、葛藤など全てにおいて丁寧に書かれており、胸が締め付けられたり読み手も同調してしまう程でした。お互いを想うが故に苦しい選択をするのですが、そこからの挽回劇が胸熱で目がウルウルしました。この作品が気になった方には、番の絆と2人の想いの強さが結んだ愛を是非読んでいただきたいです！

お話自体はいいんだけど重複した余計な説明とか心情描写が多すぎて途中からだダレてました。はっきり言うとテンポ感は悪く一つのシーンが長すぎます。丁寧すぎるのも考えものですね。それから数少ないキスがいつも受けくんの寝起き後で口臭いだろ。風邪でお風呂も入ってないだろうに朝からエッチすんの？とか余計なことに気を取られて楽しめませんでした。なぜ必ず寝起き後なのか？夜にしてくれ笑

天涯孤独の薄幸Ωくんが運命の番と言うべき極上αくんと出会って、そのせいで辛い目に遭ったり離れたりするけれど、最後には幸せになる話。他の方も書かれていたように、Ωくんに暴力を振るったαやβにαくんが報復したシーン、ちょっとどころじゃなく引きました。確かに、読み飛ばす人もいるかもなぁ。…やっぱり虫がね…。作者さんも後書きでこのシーンの事に触れてました。ご友人方からやり過ぎだと指摘を受けたと。でもそのまま表現を変えなかったと。ぶっちゃけあんな過剰な報復をして、良く揉み消せたな…ってそっちの方に驚いてます。面白い世界観だなって思ったのは、作中でとあるβの娘が言う「α性は劣勢でΩ性の方が優位」「Ωは強い、何故なら守られるから」って言葉。世界的な常識らしいのに、Ωくんの周囲では、高校生にもなってそれが常識として浸透して無いのは何でなんだろう。授業とかで習うべきでは？バース性が判明する中学生から全員必須で学ばなくちゃいけないのでは？…なんて考えちゃいました。作中では触れられていなかったけれど、Ωくんのいた高校の担任教師や校長とかも(Ω性への暴力を見過ごしたとして)処分されてそう…。ともあれ、未熟な二人が恋をして、未熟故の不幸なアクシデントで離れ離れに。７年の間、離れても想いを貫いてハッピーエンド。個人的に大好きになったのが、Ωくんのバイト先のカレー店店長ヤダブさん。尊敬できる格好良い大人ってこういう人なんだろうなぁ。終盤の、店長男泣きからの皆でΩくんの卒業式をしよう!ってシーンが好きです。Ωくんまた高校に通うのかな。それか通信で大検取るのかな。αくん執着強いから、Ωくんを外に出したがらなさそう。やっぱり通信かな。そして一緒に大学に通いそう。そんなラブラブな未来の二人を想像してしまいました。

軽い感じのタイトルからは考えられないほど陰惨ないじめ、暴力、貧困…でたまらず最初は斜め読みしてしまいました。斜め読みしても終わらないほど冗長…　しかしながら7年後の再会場面は泣きながら読み、すぐ3度読み返しました。泣けて泣けて星5。ラブラブのとこと再会は何度も読み返すと思う。

本作品をRentaで購入後、某サイトで読めることを知ったのですが、校正された本書を読むのが大変読みやすく原作者様の応援にもなるとあれば、高額ですが購入してよかったと思える作品でした。人を愛することに胸の奥をぐっと掴まれるような感じ、人との繋がりに胸が暖まる感じ、あとがきに書かれていたことに、納得できるほどに感動いたしました。

とっても良かったです。読み始めたら止まらなくて、最後まで一気に読んでしまいました。オメガバース大好き、不憫受け大好きなのでドストライク！って感じです。和馬の生い立ちがとにかくかわいそうで、不憫で・・・でも和馬はそれに負けない芯の強いコですね。そして咲也と出会って、恋も含めて知らないコトをたくさん知った。虐めにあっても咲也がいるから耐えられた。咲也の助けもあって希望をもって前を向けるようになった。そんな時に不幸な事故が起きてしまって・・・それでも咲也のことを一番に考える和馬が強いなぁと。7年は長かった（この7年にも意味があった！）けど、咲也の作戦は成功したのかな。再会できたし、再会するまでも和馬は咲也のこと忘れられなかったものね。幸せになって良かったです。ただ一点だけ・・・和馬を虐めていた人たちへの制裁が半端なくグロいです。そしてそれを金と権力でねじ伏せてしまうところが、なんとも。。。ちょっと意見が分かれそうな描写だな、と思いました。

主人公の高校生の和馬が、オメガということで、ここまで酷い事をされなければならないのだろうかと涙が出てきました。しかし、咲也と初対面は悲惨でしたが、出会い束の間の幸せでしたが、またまたトラブルで離れ離れになりという、涙無くしては読む事ができませんでした。最後はハッピーエンドなので良かったと思います。

書き下ろしもあって、読みごたえがありました。

とっても良かったです。涙無しでは読めません。出会い当初はイジメや暴力で酷い目にあったり、長い間離れていたりと辛い日々もありましたが最後はハピエンです。咲也先輩の写真集とか、本当に溺愛です、和馬にメッセージ送りまくってたんですね。もっとイチャラブも見たかったけど、後日談で本出して欲しいです。

オメガバも切ない話も攻め溺愛も大好きなので楽しく読めました。やっぱり逃げる受けって最高。7年という月日はちょっと長すぎた気もするけど、その後にやってくる幸せを思えば必要な時間だったのかな、と。全体的には好きなのですが…すみませんいじめの描写とそれに対する攻めの報復描写がどうにも受け入れ難かったです。（個人の意見です。すみません。どうしても苦手な生き物が出てきたので…）