レビュー一覧

この方の絵はとても好き。原作を読んでどんな風にアレンジされたか気になって読みました。結果はがっかりです。終わり方も、終盤のヒロインの苦悩の様子もばたばたページの都合で終わってしまい深みがなく薄っぺらな感じです。原作でもこのヒーローは妊娠中毒症の妊婦に外食させたり、ストレスフルな食事会に連れて行ったり気遣いが理解不能な無神経男です。鬱になった彼女に一生懸命尽くす姿を描いいただけたらよかったな。病院のドクターと彼のやり取りや、彼女が子癇発作で倒れてからの友達の手助けとか、倒れる前の彼女の悲しみと苦痛を伴った告白とか…。この辺りのエピソードがこのお話の味付けだったのでしょう。それがなくなって味わいがなくなりました。残念。

ヒーローの身勝手さがすごい。再会しても信じてなくてひどい。最後、遅ればせながら真実に気づいてくれて良かったけど。

ヒロインにとっては関わりたくもない過去のことをほじくり返す無神経なヒーローとその弟達。ヒーローよ、そんなに弟が大切なら、そっちと一緒になれ。読んでてヒロインが可哀想になってくる。

恋人よりも弟の事を信じきってる単細胞なヒーローって感じで残念でした。写真を見せられただけでろくに彼女の話も聞かず小切手投げつけてさようならは酷すぎる。。お腹の子だって「弟は避妊具をつけたって言ってたから僕の子供」って…アホでしょ。。

恋人や妻が何を言っても家族を信じる男っているんですよ。ヒロインは自分を捨てた男が突然現れて拒絶することもできましたが、あえて子どものために自分のプライドを後回しにした、偉かったですよ。ヒロインが無事に出産することが大事なんです。仮に結婚しなくてもDNA鑑定で子どもの父親がヒーローであることを証明すればいいし、もちろん結婚すれば（この状況ではヒーローに有利な婚前契約書など作れないでしょうね）たとえ離婚になってもヒロインはかなりの財産をヒーローからむしり取れます。そうなれば、ヒーローの母も弟も経済的打撃はさけられないので、どう転んでもヒロインの勝ちです。

評価があまりにも低いので借りてしまいました。横柄な女だなーというのが第一印象。主人公二人とも頭がよくない。感情的。母親も弟も薄っぺら。やるならもっと悪どい性格じゃないと。

え、そこで終わりですか？ってところで終わってしまってなんだか肩透かしだし、彼女の無実はどうやって証明するんだろうと期待してたのに涙ながらの説明で信じちゃうの？だったら半年前に問題解決してたじゃない…とか。あの人たちもあんなに酷いことをしていた割りにあっさりと簡単に認めちゃうし…。なんだか物語が上滑りしていて納得できない感じでした。

私はそんなに悪くはなかったです。ただ、弟と母親とが最後に後悔して、主人公たちと和解する場面を見たかったかな。

小切手投げつけて追い出したくせに心配したってバカなんじゃないの😵

ケリーとライアンは婚約していた。あの日、彼女は彼の子供が出来た事をどう伝えようかと待っていた。そこへ弟が来て別れてくれと懇願する。彼女が断ると彼は嘘をつき写真を撮って彼に送ってしまう。小切手と共に彼の信頼も失い1人失意の中、出て行くケリー…あまりにも彼女が可愛そうで、本当には酷いお話です。ラストも納得出来ないです。