レビュー一覧

静かに涙が溢れてくる作品です。他人を傷つけても、自分を壊しても、それでも愛しい人を思い続ける・・・それは哀しいことなのか、それとも究極の幸せなのか。ラストでは深い哀しみの中、突き抜けるように幸せそうな彼女の笑顔が感傷的でただ泣けました。十代の脆く不器用で危険なまでの純粋さを儚く描いていて、何度も読み返してしまいます。ベティ・ブルーという映画を思い出させますが、こちらの作品のほうが好きです。

読んでてちょっと疲れます。主人公に共感できる場面が少なかった。

気持ち悪いです。絵はきれいだけど話がエグイ。読んでいい気持ちにはなりませんでした。

星つけにくい作品ですとにかく否定も肯定も、批難もしにくくて、なんて感想を言えば良いかも何を思うかも上手く伝えられない、複雑な気持ちになる話。他のオムニバスは、昭和のふわっとした世界観の例のもの。

初めまして買いです。闇系の漫画を探していました。近親相姦が闇の中に描かれています。絵は綺麗で読み易いかと思います。

少し難しい物語ね。若い男女って失敗あり後悔ありで、それでも未来へ進んで行くものって思ったけど、中々進む事が出来ず、立ち留まって何度も繰り返すわかっていながら、何もできない事もあるなーって思った。ただ1度目に読んだ時ほど二度目に読んだ時のインパクトが薄いのは、何故だろうか？

読んでてきついんですけどね。人間の裏側の汚さや弱さを見せつけられるのって、みんな持ってるからこそきついんですよね。

登場人物のキャラが濃いです。日常絶対周りにいて欲しくない人達ばかりだ。ドラマチックですが、あまり救いが無い感じでわたしは読んでいて疲れる感じ。

　何年か前に、某新聞の書評欄でこの作品がとりあげられていて気になっていたので、読んでみました。小野塚先生は、身体の描き方が本当にすばらしくて躍動感が凄い！　紙版の出版が２０１４年ということですが、絵柄も内容も、十数年前に描かれた作品だということを感じさせません。　近頃の新刊は、一巻が２００ページに満たないものがほとんどで「え、もう終わり？」っていうのが多いけれど、この本は３００ページ超えの上に内容がシリアスなので、読み応えがありました。　

中学生位のとき、読んだけど懐かしくなって購入。今読むと、主人公イラつくね。魅力を感じなくて…ヒステリック