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レビュー一覧

もう少しだけ、そばにいて

5点 4.7 75件
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  • 2024-09-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    途中あまりにも辛くて数時間読むのをとめたぐらい気持ちが入ってしまいました。昔、帝王切開手術で3日間動けなかった時でさえ地獄のような痛みだと思いましたが、比べようもない痛みがずっと続くこと、周囲の生活を巻き込んでしまうこと、自分が社会のお荷物に感じてしまうこと、全てが苦しくてたまりませんでした。晴人の想いの全てに同調してしまってキツかったけど、この作品は生涯忘れることのない作品になるだろうなと思いました。BLのカテゴリにおさまらず、全ての人に読んでほしい作品です。読めて良かったです。

  • 2024-09-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    重たかったらどうしよう…あまりにも暗かったら…と思いながらも、サンプルを読んで気になったので購入してみました。が、重たさよりも優しさが沁みる、とても素敵なお話でした。読んで良かったです!BLというよりも「人と人が愛し合って、たまたまそれが男同士だった」という感じで、物語として素晴らしかったです。読んだ後に優しくなれる作品。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    もうなんども苦しくなるリアルな心情描写があって、幸せになってくれ幸せになってくれと願いながら読みました。

  • 2024-10-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    付き合ってた彼が脊損で車椅子ユーザーでした。彼は障害を理由に日常の色々を誰かにやってもらうことが当たり前になっていて、誰に対しても感謝をしなくなりました。私はそれもあって彼の人間性が嫌になり、別れました。この物語のお二人は、そんな単純なことではなくて、人生について、死について、生について悩んで悩んで、晩年まで2人で生きてくれました。私にはできなかったことをあきらはやっていて、涙がこぼれました。ここからネタバレです。晩年はお二人でスイスにいて、ハルトの「準備はいいか?」の言葉で終わります。認知症も発症したハルト、意識があるうちに同意書を書いていた尊厳死を選んだのかな。

  • 2024-09-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    連載をずっと追っていて、紙本の予約もしていたのに早く書き下ろしが読みたくてこちらでも購入。本編でも度々泣かされましたが、最後のエッセイのタイトルたちでまた視界がぼやけ、そこからエンディングまでの数ページで決壊しました。涙腺崩壊します。切なく苦しい場面も沢山あるけど、愛に溢れたとっても素敵なお話でした。

  • 2024-12-14
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    泣けると他のサイトで話題だったので購入してみました。個人的には泣けるストーリーではなく、現実味があるストーリーと言う感じでした。事故で下半身麻痺の生活、事故から変わる自分だけではなく周りの人の生活も描かれています。恋愛というよりはヒューマンストーリーという方がいい感じです。ドラマとかにしても良さそうなお話でした。明るいハッピーなBL感が欲しい方には向いていないかもしれませんがストーリー重視の方にはおすすめです。他の方も書いていますが、尊厳死についても描かれていていますが、ラストがいまいちわかりません。本編?ではハッピーエンド?なのかな…という終わり方でしたが、最後に年老いた二人がスイスに居てそれがどういう意味なのか分かりませんでした。尊厳死を選ぶにしても年齢的にも認知的にも判断できなさそうだし、約束した世界一周旅行のような旅行で行ったのか明確に描かれていないので、そこは読んだ方に判断を任せたのかな…とも思える終わり方です。個人的に2巻とかに分けてでも、もう少し過去や事故後の話をまとめて書いて欲しかったかも…と思いました。

  • 2024-12-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読んで良かったです。でも所々ズッシリ重くてしんどかった。綺麗事だけじゃなく生涯を持って生きることのリアルが描かれていました。

  • 2024-10-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    初作家さんです。みんなのレビューを読んでからこの作品の購入を決めました。晴人が感じている「苦痛」のうち、最も難しいのは、このお話の根幹でもある(私はそう思いました)、いわゆる「スピリチュアルペイン」だと思います。身体的痛み、社会的痛みはもちろんのこと、この精神的痛みは難しい。終末期の患者さんの多くも、この「痛み」に苦しみます。この作品にも使われていますが、近年、スイスやオーストラリア等の団体のドキュメンタリー番組がいくつか放映されています。日本でもそれを法制化しようという動きが昔からあります。でも、意思疎通が困難な病気・障がいを持つ人の場合、それをどうやって誰が決めるんでしょうか?意思疎通が出来なくなる前に決めておけばいいですか?生まれつき意思疎通が出来ない人はどうしますか?尊厳死法案は障がい者団体からも反対意見が出ています。法制化すると言うことはそれほどシビアな問題です。末期癌患者と意思疎通困難で四肢麻痺の患者を身内として介護し見送った者としては、法制化か否か、どちらがいいとは今でも言えないですね。だからこのお話の最後も彼らにはあれで良かったって個人的には思います。

  • 2024-10-06
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    楽しい事と苦しい事が折り重なった日常で、時々苦しさが楽しさを超えてしまった時、大切な人が側に居てくれると、「明日、もう少し頑張ろうかな」と思える。この作品を読み終わったとき、大切な、大好きな人達にきっと会いたくなります。素敵な、忘れられない物語を紡いで頂き、ありがとうございます。

  • 2024-09-26
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ほんわかした表紙とはうらはら、結構心がしんどくなるお話でした。ずっと想いあってるし心が離れるなんてことはないけど、お互いの気持ちが繊細に描かれすぎててほんとにしんどくなります。ハッピーエンドですが、ラストの描写は、受けが尊厳死を選んだのかどうかわかりにくかったです。攻めに先立たれたのか、はたまた一緒に尊厳死を選んだのか、尊厳死という考えを捨て寿命を全うする中でスイスに行ったのか、、なんにしても心苦しかったです。ストーリー自体は完成度高いと思います。