レビュー一覧

受けが普通の農民出身？なので、高貴とか清廉とか峻烈　という感じはないと思われたため購入をためらっていましたが、読んでみたら、あらー面白かったー。　皇帝に愛を教える　ということをするのですが、まあなんて寛大な受け。まじ涙ぐんじゃいましたよ、珍しく。印象に残ります、これ。この先生の作風、息づまる感じがとても好きだ！と明確に感じました、私。読んでみて損しないと思います！　トルコ好きな人なら、なおいいかも。

文章は良かったと思うのですが、キャラに萌えなかった。攻め、途中で気付いて反省するのはいいけど、あれだけの事しておいて感ある（個人的には勝手に反省してろ！と思った）、受けそれで許しちゃうんだって思ったし、ハリルいい奴なのに、単なる当て馬。いろいろ納得いかなくて、ハマらなかった。

何だろ…うつらうつらしてしまうくらい、読みが進んでいかなかった…。評価が良いところもあったし、購入したからにはとりあえず完読しようと、睡眠に負けないように頑張りました(笑)が、心に響くところがあまりなかった。すみません。先のレビューでも書いておられた感想にすごく頷けました。あれだけのことしておいて、最後の方で急ぎ足に収束。それだけ恨んでたのにわりとあっさり許したな…って感じ。受けの魅力も弱いのかな。長年培われた皇帝の人柄を変えるほどなのに、どこに吸引力があったのか私には？？？でした。あと、それだけ人格が作られた人が、急に善い人になれるわけがないと思うし、架空の話しとはいえ今後の２人が現実的じゃないなぁと思って、何だか冷めちゃいました。

文章も内容も完成度が高く、受け攻め両方の葛藤や心情の変化が細かにかかれている点はよかったのですが、なにぶん萌えがわたしには足りなかったです。多分、思いが通じたあとの後日談でもあれば良かったのかもしれませんが、それまでの過程の緻密さが故に、思いが通じてこの後二人は果たして幸せになれるのかなとちょっと現実を考えてしまいました。スルタンとかハレムとかのワードにひかれる方にはオススメです。

以前雑誌でこの作家さんの小説を読んで感動したことがあったので好みの設定風のこちらの小説を読みました。結果はモロ好みにあたり満足で泣きながら終わりました。まとまりがちょっと早すぎる感もありましたが、攻めが受けに惹かれながらもひどい言動を取り紆余曲折の末、自分の気持ちを認め今まで受けにしてきた酷い仕打ちを後悔する…という。何処かの小説にもあるような設定でしたが、心理描写がしっかりしてるのと、エロ切なさが多量に？しっかりと？書かれていたため最後まで白けることなく読めてとても良かったです。

作者さんの大ファンです！でも今回もちょっと残念でしたね。王者たるものもっと毅然と信念を持って範を示してくれるぐらいじゃ無いと、感情移入が難しいです。初期の作品が懐かしいです。

評価は色々ですが、私はときどき読み返すくらい好きです。個人的に攻めが受けに冷たくして、後から受けの大切さに気づくパターンがすきなので、大満足でした。

ううううん…。ちょっとこれはない…。おそらく作者は最後のシーンを思いついて、こねくり回してカッコイイフィナーレ笑のためにストーリーを作ったのだろうけど、色々ぐちゃぐちゃスギィ！あと、喘ぐとこ、…←多すぎィ！文字かせがないでぇ！つまりは、表現が下手くそってことですね！これは5チケでも高い…あぁ…失敗した…。

文章が読みやすく、サクサク進めることが出来ましたが、ちょっとキュンとする場面が少ないのと印象に残る場面がなかったかなという感想です。

皇帝ファハルさまがすっかり忘れちゃっているのが気に食わない。でも面白いです。